2023年2月に「The MOST Music Festival 2023」開催 [コンサート情報]
【The MOST Music Festival 2023】
という音楽祭を開催するようです。
以下、引用
有料公演は全4公演。
岡山にゆかりがある演奏家、大御所の方々にも演奏していただきます。
また無料公演も開催し、様々な場所で1回20分程度の公演を予定しています。皆様にお立ち寄りいただき、上質な音楽をお届けできるよう努めて参ります!
ぜひ皆様楽しみに、詳細の情報公開までお待ちください
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=pfbid02LhJLVwiDbpfm77npxRFUUG3q9fwD3nKeZgCGGAmErWWVXLYjDbsxDxff7zRAC9Gzl&id=100036214813117
廉之介さんのラジオなどで、音楽祭を企画・プロデュースしたい、と発言されていましたが、まさかこんなに早く実現させるとは。
日程や会場についてはまだ未発表ですが、恐らく2月のどこかの週の週末あたりで、室内楽や弦楽アンサンブルを中心に、市内のホールや人が集まれるイベントスペースの何箇所かでコンサートが開かれそう。
あと2ヶ月切っている状況で、準備が間に合うのか?ちょっと心配な面もありますが、次の発表を楽しみに待ちたいと思います。
姫路・高松でベルリン・フィルの2023年来日公演開催決定 [コンサート情報]
都響、新日本フィル、神奈フィル、東京シティ・フィル、OEKが瀬戸内地方へ オーケストラ・キャラバン事業 [コンサート情報]
文化庁が「大規模かつ質の高い文化芸術活動を核としたアートキャラバン事業」というものを開始するようで、オーケストラ連盟が中心になって、連盟加盟正会員オーケストラが全国37会場で47公演を開催するという、前代未聞の事業が始まります。
『オーケストラ・キャラバン47』は、文化庁の「大規模かつ質の高い文化芸術活動を核としたアートキャラバン事業」の一環です。文化芸術の重要性や魅力を発信し、体感して頂くことにより、コロナ禍の萎縮効果を乗り越え、地域の文化芸術の振興を推進する目的で開催されます。 全国37会場、47公演をお届けいたします。 お住まいの地域をクリックして是非ご覧ください。
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2021/9/13[月] 東京都交響楽団 岡山公演 岡山シンフォニーホール
2021/9/24[金] オーケストラ・アンサンブル金沢 津山公演 津山文化センター
・シューマン/序曲、スケルツォとフィナーレ
・イベール/モーツァルトへのオマージュ
・モーツァルト/交響曲第41番ハ長調「ジュピター」
■指揮:川瀬賢太郎
ニューイヤーコンサートの概念を覆すプログラム [コンサート情報]
岡山でのブルックナーの演奏ラッシュ [コンサート情報]
日本語で言い表すとすれば、「神話的」とか「伝説的」と言ったほうがいいかもしれない(この「ロマンティック」という副題は、実際のところブルックナーが付けたかどうかは解らないらしいですが・・・)。ブルックナーの生きた時代は産業革命の進展による工業化や科学の発達などによって、社会が急激に変化し、人々の心や信仰も変動していた時代だったでしょう。因みに、ブルックナーの20歳年下にはニーチェが生まれており、そのさらに20歳年下にマックス・ウェーバーがいる。社会的にも思想的にも大変動の時代ですね。その反動として神が絶対的な存在だった中世を理想化するような事も起こり、ブルックナーの交響曲にもそうした時代の空気を読むことができます。この交響曲第4番「ロマンティック」の中には、史実の中世ヨーロッパとはまた違った「理想化された中世の森」の世界が繰り広げられていて、まさにロマン主義的世界=ロマンティックであると思います。
岡山とは生活圏内の高松にあるプロ・オーケストラの瀬戸フィルも、2020年2月23日の第32回定期演奏会でブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」が演奏されるようです。版もちゃんと表記されていてノヴァーク版第2稿ということで、オーソドックスな版を使用するようです。
プロコフィエフの交響曲第5番が生演奏で聴ける! [コンサート情報]
佐渡裕&日本センチュリー響のコンサート [コンサート情報]
岡山大学鹿田キャンパスの「Jホール」での室内楽の新シリーズ企画 [コンサート情報]
大阪フィルの2015年シーズンの主催公演ラインナップ [コンサート情報]
1週間前に発表になっていましたが、自分用にアップします。自分のブログに載せておくと、外に出ているときにすぐに検索できるから便利なんです。
大フィルの来季のラインナップです。
・第487回定期演奏会
2015年4月10日(金)11日(土)
[10日]19:00開演(18:00開場)
[11日]15:00開演(14:00開場)
<指揮>井上道義
<共演>鼓童
<曲目>
石井眞木/モノ・プリズム(日本太鼓群とオーケストラのための)
コープランド/バレエ音楽「ビリー・ザ・キッド」
グローフェ/組曲「グランド・キャニオン」
・第488回定期演奏会
2015年5月15日(金)16日(土)
[15日]19:00開演(18:00開場)
[16日]15:00開演(14:00開場)
<指揮>準・メルクル
<曲目>
ストラヴィンスキー/幻想曲「花火」作品4
ドビュッシー/バレエ音楽「カンマ」
ベルリオーズ/幻想交響曲 作品14
・第489回定期演奏会
2015年6月8日(月)9日(火)
19:00開演(18:00開場)
<指揮>ラドミル・エリシュカ
<独唱>
半田美和子(ソプラノ)、手嶋眞佐子(アルト)、望月哲也(テノール)、青山 貴(バリトン)
<合唱>大阪フィルハーモニー合唱団
<曲目>
ドヴォルザーク/スターバト・マーテル作品58
・第490回定期演奏会
2015年7月23日(木)24日(金)
19:00開演(18:00開場)
<指揮>グスターボ・ヒメノ
<独奏>ダニエル・ミュラー=ショット(チェロ)
<曲目>
レブエルタス/Sensemaya
アンドレ・プレヴィン/チェロ協奏曲
ガーシュイン/パリのアメリカ人
バーンスタイン/「ウエストサイド物語」より “シンフォニック・ダンス”
・第491回定期演奏会
2015年9月17日(木)18日(金)
19:00開演(18:00開場)
<指揮>大植英次
<独唱>ナタリー・シュトゥッツマン(アルト)
<女声合唱>大阪フィルハーモニー合唱団
<児童合唱>大阪すみよし少年少女合唱団
<曲目>
マーラー/交響曲 第3番 ニ短調
・第492回定期演奏会
2015年10月13日(火)14日(水)
19:00開演(18:00開場)
<指揮>小林研一郎
<独奏>南 紫音(ヴァイオリン)
<曲目>
小林研一郎/パッサカリア より
モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ長調 K.219 「トルコ風」
シベリウス/交響曲 第2番 ニ長調 作品43
・第493回定期演奏会
2015年11月27日(金)28日(土)
[27日]19:00開演(18:00開場)
[28日]15:00開演(14:00開場)
<指揮>井上道義
<曲目>
ベートーヴェン/序曲 「コリオラン」 作品62
ショスタコーヴィチ/交響曲 第7番 ハ長調 作品60「レニングラード」
・第494回定期演奏会
2015年12月16日(水)17日(木)
19:00開演(18:00開場)
<指揮>未定
<独奏>ゲルハルト・オピッツ(ピアノ)
<曲目>未定
・第495回定期演奏会
2016年2月5日(金)6日(土)
[5日]19:00開演(18:00開場)
[6日]15:00開演(14:00開場)
<指揮>ヨエル・レヴィ
<曲目>
マーラー/交響曲 第7番 ホ短調「夜の歌」
・第496回定期演奏会
2016年3月11日(金)12日(土)
[11日]19:00開演(18:00開場)
[12日]15:00開演(14:00開場)
<指揮>尾高忠明
<独奏>諏訪内晶子(ヴァイオリン)
<曲目>
リャードフ/交響詩「魔法にかけられた湖」 作品62
プロコフィエフ/ヴァイオリン協奏曲 第1番 ニ長調 作品19
ラフマニノフ/交響曲 第2番 ホ短調 作品27
○2015/2016その他自主公演
・マチネ・シンフォニーVol.13&Vol.14
会場:ザ・シンフォニーホール
【Vol.13】
2015年7月14日(火)
14:00開演(13:00開場)
<指揮>井上道義
<独奏>
荘村清志、福田進一、村治奏一、大萩康司(ギター)
<曲目>
シャブリエ/狂詩曲「スペイン」
ロドリーゴ/アンダルシア協奏曲(4本のギターとオーケストラのための)
ビゼー/「アルルの女」第1、第2組曲
【Vol.14】
2015年10月7日(水)
14:00開演(13:00開場)
<指揮>井上道義
<独奏>ピーター・ゼルキン(ピアノ)
<曲目>
ベートーヴェン/ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 作品37
ドヴォルザーク/交響曲 第9番 ホ短調 作品95 「新世界より」
・大阪フィル×ザ・シンフォニーホール<ソワレ・シンフォニーVol.5&Vol.6>
会場:ザ・シンフォニーホール
【Vol.5】
2015年5月22日(金)
19:30開演(18:30開場)
<指揮>垣内悠希
<独奏>山本貴志(ピアノ)
<曲目>
グリンカ/歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
ショパン/ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 作品21
ムソルグスキー(ラヴェル編曲)/組曲「展覧会の絵」
【Vol.6】
2015年11月17日(火)
19:30開演(18:30開場)
<指揮>三ツ橋敬子
<独奏>木嶋真優(ヴァイオリン)
<曲目>
ロッシーニ/歌劇「ウィリアム・テル」序曲
メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
ストラヴィンスキー/バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)
・大ブルックナー展Vol.2&Vol.3
会場:兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール
【Vol.2】
2015年6月27日(土)
15:00開演(14:15開場)
<指揮>井上道義
<曲目>
ブルックナー/交響曲 第7番 ホ長調 他
【Vol.3】
2015年12月5日(土)
15:00開演(14:15開場)
<指揮>井上道義
<曲目>
ブルックナー/交響曲 第4番 変ホ長調 「ロマンティック」他
他にも主催公演の予定がアップされていますが、主要なところはこんな感じ。
恒例の自分の感想なんですが・・・・なんと言ったらいいんでしょうねぇ。個別には関心があるコンサートはありますよ。9月の大植さんのマーラー3番は、2011年の大地の歌の際にキャンセルしたシュトゥッツマンのマーラーを聴かせたい、という大植さんの思いを感じるし、11月の井上首席のショスタコ7番、2月のレヴィのマーラー7番も聴いてみたいですね。
ただ・・・、ベートーヴェン・ブラームス・ブルックナーが定期のラインナップから消滅したのは、大フィル史上初めてじゃないかしら。マーラーはいいとしてR.シュトラウスもヒンデミットも、およそドイツ的なものをほとんど排除しているのが興味深いです。ブルックナーは『大ブルックナー展で』ということなのかも知れませんが、本拠地の定期演奏会で演奏する意味、というのは絶対にあると思いますからね。
一方で、アメリカものがなぜか2回あったり、せっかく尾高・コバケン両巨匠を招聘するのに、名曲コンサートにしてしまっていいのか?とか色々がっかりポイントはあります。すくなくとも、井上氏がどういうサウンドを作っていこうとしているのか?というのは見えない。朝比奈時代からの伝統を受け継ぎ、きらびやかなサウンドで一時代を築いた大植音楽監督時代とは違う方向性を出そうとはしているのでしょうが、やはり「首席指揮者」という中途半端なポストではやれることは限られてくるんでしょう。そうであればもう一本の柱となるような「客演指揮者」的なポストが必要だと思いますが、これもお金の問題で難しいんでしょうね。
これだと従来の定期会員はいくらか減る・・・・でしょうね。今後は新しい会員が集まってくるような話題性を作っていくことになるんでしょう。僕自身は日程が合いそうなコンサートがあれば足を運ぶという姿勢は変わりないです。
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