京都の紅葉2017 永観堂禅林寺(その2) [名庭シリーズ]
京都の紅葉2017 永観堂禅林寺(その1) [名庭シリーズ]
京都の紅葉2017 蓮華寺の紅葉 [名庭シリーズ]
京都の紅葉2017 北野天満宮「御土居の紅葉」 [名庭シリーズ]
後楽園 花菖蒲が八分咲きです [名庭シリーズ]
後楽園、時期遅れのサツキ編 [名庭シリーズ]
お決まりのアングル。「唯心山」の中腹のサツキのピンク色が鮮やか
しかし・・・近づいてみると、完全に盛りは過ぎていましたねぇ。後楽園のHPで「サツキツツジが満開です」という報を見た3日後に行ったんですが、ちょうど岡山は2日連続で30℃超え、時期を逃してしまいました。
祇王寺 [名庭シリーズ]
往生院(祇王寺)
創建:平安末期
宗派:真言宗大覚寺派
(明治初年に一度廃寺となり、明治28年に大覚寺門跡の傘下の寺院として再整備される)
境内の周囲には竹林があり、内側は見事な苔庭と楓、まさに絵にかいたような静寂の中の草庵といった佇まいです。平清盛の寵愛を受けたものの、その清盛の心変わりにより都を追われた祇王とその妹・祇女が隠棲した地とされています。清盛が心変わりした先の仏御前も最後は一緒に暮らしたとか。
チケットの券面に「源氏の寺 大覚寺」「平家の寺 祇王寺」と書かれていましたが、『平家の寺は三千院じゃないのか?』などという疑問が湧いたものの、たしかに門跡寺院として大伽藍を有する大覚寺と、いかにも鄙びた草庵の佇まいを見せる祇王寺というのは、勝者:源氏と敗者:平氏を投影することも出来るかなあ、と思い直しました。
祇王寺が大覚寺の傘下に入ったのは、20世紀に入ってからのようで、今では観覧セット券も販売されています。
この祇王寺は高校の遠足以来の訪問でしたが、ほとんど記憶に残っていません。当時は大覚寺や清凉寺の立派な大伽藍や天龍寺の壮大な池泉式庭園に目を奪われ、こういった味わい深い苔庭の良さがわからなかったのかな。
この緑の絨毯に紅葉の葉が散ったときの美しさはどうなのだろう?想像を絶する美しさでしょうなあ。
(2016年9月訪問)
嵯峨野・嵐山 Introduction [名庭シリーズ]
嵯峨野・嵐山は紅葉の時期になんとしても行きたいのだけれど、ラッシュ時並みの人手になりそうですよねぇ。
賀茂御祖神社(下鴨神社) [名庭シリーズ]
京都コンサートホールでのコンサートを聴いた後、レンタサイクルに乗って下鴨神社と糺の森まで行きました。
そもそも糺の森は京都コンサートホールのある北山通あたりまで含めて、賀茂川と高野川の間の広大な地域に広がっていたそうです。
下鴨神社の歴史は、平安京の歴史よりも古い。数千年の歴史を見守ってきた太古からの森に入ると、心身ともに清められる思いがします。
京都コンサートホールから下賀茂神社、自分にとっての黄金のコースです(笑)
これで今年9月の2泊3日の京都旅行でのアルバムはおしまいです。しばらくは過去に撮影した庭園の写真を自分用にアルバムにしていこうと思います。
(2014.9撮影)
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曼殊院門跡 [名庭シリーズ]
滋味あふれるお庭のある寺社が点在するなかで圧倒的な存在感を示す曼殊院門跡の庭園を見に行きました。
何という存在感でしょうか!桃山時代襖絵に描かれる松とはこういうものか。と合点がいきました。その有り難い姿に思わず合掌してしまいます。
拝観の際に頂いたパンフレットによると・・・
「遠州好みの枯山水である。庭の芯に滝石があり、白砂の水が流れ出て、滝の前の水分石から広がり、鶴島と亀島がある。鶴島には五葉の松(樹齢400年)があって、鶴をかたどっている。松の根元にはキリシタン燈籠があり、クルス燈籠または曼殊院燈籠と呼ばれる。
亀島には、もと地に這う亀の形をした庭があった。庭園右前方の霧島つつじは、五月の上旬、、紅に映えて見事である。
この枯山水は、禅的なものと王朝風のものとが結合して、日本的に展開した庭園として定評がある。」
庭の奥の石組みも見事。ここの部分だけで立派な庭園が出来そうです。
石組みから怒涛のような枯れ水が広がっていく様は、まさにこの世界すべてを表現しつくしているようです。
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