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ニューイヤーコンサートの概念を覆すプログラム [コンサート情報]

 先月の岡山フィルの定期演奏会でどっさり渡されたチラシの束を(今頃?)ゆっくり見返していたら、『おおっう!これは凄い』というコンサートを見つけた。
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 ニューイヤー・コンサートって、色々なパターンがあり、一番多いのはウィンナーワルツ・ポルカを演奏するウィーン・フィル型。次にNHKのオペラ・ニューイヤーコンサートのようにオペラをメインとしたもの(最近の岡山フィルのニューイヤー・コンサートはこのパターン)。ドヴォルザークの「新世界より」をメインとしたものもあるし、このゆるびニューイヤー・コンサートのような、色々なソリストが出演する協奏曲を売りにしたものもあり、岡山フィルも過去にこんなコンサートをやったこともある
 しかし、このゆるびニューイヤーコンサートは、プログラムが凄い!
 モーツァルトの交響曲第29番はとてもいい曲だけれど、岡山での演奏機会はほとんどない。
 モーツァルトの協奏交響曲は幸福感に満ち溢れた曲で、僕も過去に生演奏で聴いて(山田晃子、今井信子のソロ、あれは良かったなあ)魅了された曲。この曲も岡山ではなかなか演奏されない。
 次のショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番!これを岡山で聴ける日が来るとは!ソリストは梅村知世さんで、僕は彼女のリリース済みCDを2枚とも持っているほどのファンである(リサイタルには日程が合わず1度しか行けていないが)。彼女の強靭なピアノを聴くと「ショスタコのコンチェルトとか演奏したら凄い演奏になるだろうな」と思っていたところだった。高見さんは現在は大フィルの方だが、以前は岡山フィルの団員さんだったので馴染み深い。とても楽しみである。
 メインはバルトークの弦楽のためのディベルティメント。これも僕は10年ぐらい前に倉敷アカデミーアンサンブルで一度聴いたのみ。
 まさにニューイヤー・コンサートのイメージを覆す、ガチンコのプログラム。しかもチケット代が1500円とは映画より安いという。
 これは聴き逃せない。

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若手演奏家の情熱 「浄夜を岡山教会で聴く」 守屋剛志ほか [コンサート感想]

若手演奏家の情熱 「浄夜を岡山教会で聴く」

テレマン/4つのヴァイオリンのための協奏曲第1番
ショスタコーヴィチ/弦楽四重奏曲第8番ハ短調
 〜 休 憩 〜
シェーンベルク/浄夜
グリーグ/組曲「ホルベアの時代から」

ヴァイオリン:守屋剛志
  〃   :仁熊美鈴
  〃   :赤迫智奈
  〃   :三宅恵
  〃   :小西果林
ヴィオラ:影山奏
  〃 :島田玲
チェロ:佐古健一
  〃:山田健史
コントラバス:河本直樹

2019年10月31日 日本キリスト教団岡山教会

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チェロの山田さんや、ヴィオラの景山さんら、京に拠点がある方も来られていて、このためだけに帰省されたのだろうか?他にもコンサートがあって、僕のリサーチ不足かも。』
 と書いたが、やはりそうだった(笑)。今回の出演メンバーは、カルテット・ベルリン=トウキョウの第一ヴァイオリン奏者の守屋剛志さんを迎え、カメラータオカヤマ(岡山城東高校卒業生の室内アンサンブル)のメンバーが中心になっていた。おそらくそのプローベなどのための帰省だったのだろう。

 プログラムも演奏内容も、凄い・・・の一言のコンサートだった。聴く前は、メンバーの実力は守屋さんと他のメンバーでかなり差があると思っていたし、たしかに浄夜やショスタコの8番での弱音部での表現の深みに、差を感じる場面はあったが、それ以外の音楽の中身の部分では物足りなさを感じるところは全く無く、守屋さんもQBTで見せるような極限のパフォーマンスを見せてくれた。

 ショスタコーヴィチの弦楽四重奏の8番は、中学時代にショスタコーヴィチの交響曲、特に10番にあまっていたことを音楽の先生(クラシック愛好家が周囲に居なかった自分の貴重な話し相手になってくださっていた)に言ったときに薦めてくれた曲だ。しかし、中学の時はこの曲に全く馴染めなかった(というか、室内楽の良さ自体がわからなかった)。大学時代に卒論を書くにあたって、ロシア人の先生からソ連共産主義化下の話を取材した時にショスタコーヴィチの話が出て、その大学3年の時にじっくり聴くようになった曲。
 なるほど10番交響曲で使われるモチーフが随所に出てきて、特にショスタコーヴィチのイニシャルD・Es・C・H=自らを表すモチーフが頭にこびり付いて離れないような、深い印象を刻み込まれる。
 交響曲第10番はヤケクソ気味の乱痴気騒ぎで終わるが、この弦四8番は息絶えるようにして終わる。

 今回の演奏は、平和で豊かで民主的な国に住んでいると、決して経験することにない、狂気が支配する冷たい世界を眼前に見せられた感じ。守屋さんのソロの場面もすごかったが、何かに憑依されたような守屋さんの思い入れが他のメンバーにも感染したかのような濃密で濃厚なアンサンブルを聴かせてくれた。ショスタコーヴィチ特有の痙攣的とも言える表現、特に弱音・無音から強奏する場面ではストロボが光って、視界が一時真っ白になような強烈なパンチを繰り出していた。
 QBTのコンサートでも思うのだけれど、守屋さんは内観的というか、人間の内面に深く沈んでいく世界、そういう音楽を表現することに使命を感じているように思える。今年の2月に、同じ会場で演奏されたQBTとのシューベルトの弦四15番も、「死」という日常の世界の壁の向こう側を見せてくれたし、シューベルトの死と乙女、ベートーヴェンの大フーガなど、守屋さんが関わった演奏は「死」や「苦悩」とそれを飛び越える人間の根源的な力、あるいは越えられないときの魂の救済、それを説得力のある表現が聴かせてくれる。

 浄夜は「背徳」と、これも「救済」の音楽。楽曲の内容的に、これがカソリック教会の礼拝堂の十字架を背にして演奏されるというギャップが凄い。だからタイトルが「岡山教会で浄夜を聴く」というアンビバレントな要素を強調していたのか(鑑賞中に気づいた)。守屋さんのヴァイオリンはやはり圧倒的だったが、他のメンバーもよく弾き込まれていて、これを恐らく岡山シンフォニーホールで演奏しても不足なく鳴らしきったであろうと思われるほどの重厚で濃厚、かつ瞬間の色彩・肌触りの変化が見事で美しくもあり、心も体も揺さぶられた。

 ショスタコーヴィチも浄夜も、最後の一音が鳴ったあとの静寂が素晴らしいかった。情熱を持ったいい演奏家と、いい聴き手が宗教空間の中で清絶な時間を持てたことは僥倖だったと思う。

 最後はホルベルグ組曲。プレトークで「ショスタコーヴィチ、浄夜の後は、グリーグでちゃんと楽しい音楽に帰ってきますので」と仰っていたが、愉悦に満ちた時間となった。しかし、決して軽い演奏ではなく、前のめり、と言っていいほどの活気にあふれる演奏だった。どこから聴いても北欧の空気を感じさせる弦の音、ピチカートが冷涼な空気に華を添える。
 これほど幸福そうに、時間がすぎるのを惜しそうに演奏者たちの演奏を見る・聴くと、こちらも切なくなってくる。アイコンタクトで仕掛け合いながらその場でしか生まれ得ない音楽を、聴衆も存分に堪能した。

 音は一瞬で消え、ここに集った人々も、日常に戻っていく。そんな当たり前と思っていたことがかけがえの時間なのだとしみじみと感じられる、そんなコンサートだった。
 アンケートに「演奏して欲しい作品」というのがあったが、このホルベルグ組曲を聴いて、ぜひシベリウスの「恋人」(op.14)をお願いしたい。ちょっと曲調は違うが、キラルの「オラヴァ」も凄い演奏になりそう(ちょっと人数が足りないか?)。

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竹中大工道具館 [展覧会・ミュージアム]

  先月の連休に実家の用事で関西に帰省。その帰りに、新神戸にある「竹中大工道具館」に行って来ました。以前、日曜美術館で紹介されて、展示もさることながら、建物が見事で日本庭園もあるというので行ってみたかったんです。
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竹中大工道具館HPから
 
大工道具は、品質のよいものほど摩耗するまで使われ、消滅するという厳しい宿命をもっています。また、戦後の高度成長を経て機械製材と電動工具が広まり、今日ではテクノロジーの発達とともに、手道具を使う職人は急激に少なくなってきました。
消えてゆく大工道具を民族遺産として収集・保存し、さらに研究・展示を通じて後世に伝えていくことを目的に、1984年、神戸市中山手に設立されたのが日本で唯一の大工道具の博物館「竹中大工道具館」です。
今日までに収集した資料は35,000 余点に上ります。古い時代の優れた道具を保存することはさることながら、「道具」を使いこなす「人」の技と知恵や心、そこから生まれる「建築」とそれを取り巻く木の文化について、様々な企画展や講演会、セミナー、出張授業、体験教室などのイベントを定期的に開催してきました。
そして2014年秋。新神戸駅近くの竹中工務店ゆかりの地へと移転して、新たな一歩を踏み出しました。
日本はものづくりの国です。大工道具には、日本人ならではの美意識や心遣いが秘められています。ものづくりの国に生きる楽しさ、素晴らしさ。新しい気づきに満ちた道具との出会いの場となり、伝統のものづくりに新たな刺激を与えるような存在でありたいと考えます。
 
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  この博物館、新神戸駅から本当に近い。
  新神戸駅1階のタクシー乗り場を駅の高架沿いに行くと館への近道になるスロープがあり、
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 駅からものの3分で到着します。
 しかし、館の門をくぐると静かで落ち着いた空間が広がります。かすかに新神戸駅の「銀河鉄道999」の発車ベルが聴こえてくる。
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 建物は一見、平屋のモダンな和建築ですが、展示空間は地下2階まであり、じっくり見ていくと2時間ぐらいかかります。
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シンプルな庭も見事
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館内は撮影OK
この時期は「木組 分解してみました」と題して、木材同士の継手、仕口などの実物展示がありました。
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目を奪われたのは組子細工、凄いの一言!
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 日本建築の歴史に関する展示。最古の大工仕事と言える法隆寺。その建立に使われた大工道具も見られます。
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 室町〜安土桃山時代の茶室の実物大スケルトン(?)構造模型。中にも入れます。人が多くて一番少ない時間を狙ったのですが。
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 地下1階〜2階の吹き抜け空間を占拠する、唐招提寺金堂組物の実物大模型。その巨大さに目を奪われるが、構造はとても精巧。奈良時代にこんなものを作ったなんて。。。
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「展示」だけでなく、大工仕事の「継承」の展示も。棟梁の言葉とともに。
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大工さんの技術についての動画も見ることが出来る。
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まるで古代出雲歴史博物館の荒神谷出土の鉄器のような展示。道具としてだけでなく、機能性を追求すると美しくなるんだなあ。
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かんなで削った杉やヒノキ、栗や楢の木などを触って見ることが出来ます。匂いや感触など、それぞれのきの特徴がよく分かる。
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木工の体験コーナーも。子供が大きくなったら連れてきたいですね。
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展示棟の奥には庭が会って、祠が祀ってあります。奥に休憩所もある。「本当に、ここ、新神戸?」と思うようなロケーション。
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でも振り返ってみると、やはり神戸の都心部の景色が広がる。
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この休憩所も素晴らしかった。木の香りがする落ち着く空間。
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もし、新幹線待ちなどの時間つぶしが必要になっても、入館料500円を払って、ここでほっこりする、という使い方も出来る。
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 1時間ちょっとぐらいで回る予定が、展示のボリュームがあり、動画なんかをじっくり見ていたら、2時間半も長居してしまいました。

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瀬戸内アートリージョンをクラシック音楽界にも [クラシック雑感]

 少し時間が経っていて恐縮ですが、10月16日の山陽新聞の備後地域面にこんな記事が掲載されていた。
 
 この記事の中に、湯崎広島県知事(なんと、伊原木岡山県知事とはスタンフォード大学の学友だったらしい)が
岡山、香川県を舞台とする「瀬戸内国際芸術祭」、岡山市中心部での「岡山芸術交流」と積極的に連携していく考えを示し、「二つの芸術祭とともに、瀬戸内アートリージョンの一翼を担いたい」と述べた。
 とある。
 
 瀬戸内アートリージョンについては、岡山芸術交流の総合プロデューサーの石川さんが提唱していて、まだまだ構想段階なのかな?と思っていたが、ここへ来て中国地方の中心県の広島県知事が意欲を示したことで、行政の垣根を超えてアートを通じて強力に連携していこうという動きが加速し始めた。
 岡山県と広島県との県境は峠や大河川と言った地理的な障壁は全く無く、民間レベルの経済活動では県境を感じさせることは少ないが、県という行政区画上の障壁は存在し、例えば許認可が絡む業界はマーケットが分断され、ビジネス面での成長が阻害されてきた面がある。例えば、笠岡に住む私の知人などは、「地デジになって広島の放送が見れなくなって、よく行く福山のお店の情報が入らなくなった」(アナログ時代は岡山&香川と広島の両方の情報番組が見れていた)とか、「笠岡に本社があると、福山の公共事業に食い込めない。民間発注の事業の売上は福山のほうが多いにもかかわらず・・・」などといったことが起こっており、まさに県境が経済活動を阻害している要因になっている。
 今回はアートの世界の話ではあるが、広島県西部から岡山・香川にかけての地域が行政区画の足枷から自由になって瀬戸内地域として一体になれるきっかけになって欲しい。歴史的にも文化的にも共通点が多いので、アートを通じて交流人口や経済を活性化していくと面白いと思う。
 
 瀬戸内地域のアート界では、本四高速が力を入れて取り組んできた『瀬戸内美術館ネットワーク』があり、そういった連携の取り組みが素地になっているものと思う。
 ここからが今回の本題。
 この瀬戸内アートリージョンの取り組みを、クラシック音楽界にも行かせないだろうかと思うのだ。
 少し話は飛ぶが、先日の岡山フィルの定期演奏会で、びっくりしたことがあった。それは入場口でプログラムとともに配布されるチラシの数の多さ。ほんの5年前は5枚ぐらいのチラシがプログラムに細々と挟まれているに過ぎなかったのが、今月は30枚ぐらいのチラシがドサッと袋に入って渡され驚いた(笑)この分量は神戸・京都や広島のコンサートで貰う量に匹敵する。
 要因の一つは岡山フィルの活動が活発になって、岡山フィルの団員さんをはじめ、ソロや室内楽のコンサートなどが盛んになってきていることがあるが、もう一つの要因は福山や高松、松江など、周辺地域(松江は「周辺地域」ではないかも知れないが・・)のコンサートのチラシも入るようになってきてること。
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 ただ例外があって、福山リーデンローズや三原ポポロなどの行政運営系の公共ホール主催のチラシが無いんだよなあ。
 
 民間のイベント主催者は福山〜岡山・香川の交流人口の多さに敏感に反応し、岡山フィルのコンサートにチラシを入れれば岡山から離れていても集客に繋がることが分かっているが、福山リーデンローズなどは、主催事業の集客に苦労していて、(私が見る限り)客席がギッシリ埋まっているのをほとんど見たことが無いのだが、「広島県」という行政区画が足枷になっているのか、岡山シンフォニーホールのコンサートにチラシを入れるという発想自体が存在しないかのようだ。(逆に岡山フィルのチラシは福山ローデンローズのコンサートに入っていて、このあたりを見ても岡山フィルの近年の頑張りが見て取れる)。
 
 熱心な聴衆や民間の事業主催者は、県境や各都市の枠を超えてどんどん交流しているのに、一番大きなパイを持っている公共ホールが行政の境界に囚われている。これって非常にもったいない。
 
 美術の世界が「瀬戸内アートリージョン」をすすめるならば、クラシック音楽界もそれに乗っかるぐらいの厚かましさが必要なのでは?
 理想は備後・岡山・香川の公共ホールや民間事業者が連合を組んで、「瀬戸内パフォーミング・アーツ・リージョン」(ま、名前はなんでもいいんですけど)を一体的に運営する。
 
 海外オーケストラの招聘コンサートや、岡山フィルや瀬戸フィル、広響を『瀬戸内3オケ』としてこの地域を聴衆が自由に行き来する環境を整備するのだ。クラシックに限らず演劇などの舞台芸術全般に広げてもいい。
 福山・倉敷&岡山・香川、それぞれ単体で運営している現在は、聴衆のボリュームも予算規模も充分でないために、お金のかかる大曲・豪華演目や、出演料が高い一流アーティストの招聘が難しい。しかし、この地域全体で各地域のリソースを持ち寄って、瀬戸内地域全体で回すようにすれば「広島か大阪に出ないと超一流の舞台が見れない」という状況を変えるきっかけになるんじゃないだろうか?
 岡山から広島・大阪に出ようと思えば交通費だけで1万円かかる、高松からだともっと出費を強いられるだろう。これが瀬戸内地域内の往来ならば少なくとも半額以下で済む。
 
 当ブログにも関西や香川から岡山フィルのコンサートに来ている方からコメントを頂くし、某SNSのクラシック音楽コミュニティを見ても、岡山フィルのコンサートに香川や愛媛から通っていたり、逆に香川のコンサートに備後や岡山から通ったりしている様子が見られる。それこそ各ホールはチケット販売データやアンケートなどで集客地域のデータは持っているだろうから、この傾向は掴んでいるはず。
 まずは第1段階として、
◯各ホール主催公演のチラシの挟み込みをバーターで無料化する。
◯各ホール主催公演の共通リーフレットの作成。
◯瀬戸内地域内の主要コンサートが、各ホールで購入できる体制をつくる
主催公演の日程が被らないように調整する
 などは、比較的手がつけやすいのではないか。特に福山リーデンローズの公演は岡山県内のホールの聴衆へ積極的に広報すれば、かなり客足が伸びそうだ。

 次の段階には、
◯チケット販売システムの共通化で各ホール会員が瀬戸内地域内の公演のチケットを買えるようにする
◯各ホール会員になれば瀬戸内地域全体の公演割引制度を適用する
◯海外オーケストラ公演・一流演奏家の公演を持ち回りで招聘し、地域内でコンスタントに一流の舞台が見れるようにする。
 などが進めば、いっそう聴衆の交流人口は増加しそう。
 瀬戸内美術館ネットワークが本四高速会社がスポンサーなら、クラシック音楽界はJR西日本・JR四国に支援をお願いする。各地域の交流人口の増加は、鉄道会社にとってもメリットがある。

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ブログサービスの衰退 [雑感・出来事]

 今日は雑ネタになります。
 当ブログを書いているso-netブログが10月からssブログに変更になりました。それにともなってso-netブログIDとは別にssブログIDを取得せねばならず、その移行作業に少し手間取りましたが、無事IDが移行できたようです。
 このssブログって、実はseesaaブログが運営しているんですね。なので、ソニーが管理していたso-netブログからseesaaブログに実質的に運営が変わっているようです。
 ブログの運営は業界全体が徐々に先細りしていて、かなり大手だったyahoo!ブログは12月でサービス終了になりますし、これも大手だったヤプログも来年1月でサービス終了になるようです。
 この点so-netブログは、実質seesaaブログに移行していると言っても、ブックマークやRSSからのリンクもちゃんと新しいドメインに飛んでいってくれているので、「お引っ越し作業」も無く、見に来てくださってる方にもご不便をおかけしていない点では、とてもユーザー思いなのだとは思います。その一方で2年ほど前から有料のメンバーズコースに登録しないと新規開設ができなくなりましたし(ただしソネットポイントの還元で、実質無料にはしているが・・・)、広告についてもPC用の画面以外は外す設定ができなくなっています(当ブログも7割がスマホやタブレットからのアクセスになっていて、結構デカデカと広告が出ますが、これ、外す設定ができないんですよ)。まあ、これだけ遊ばせてもらっているのだから文句を言うのはお門違いなのですが、運営の台所事情は苦しかったんだろうな、と思われます。
 この10年ぐらいは、特にコンサートの感想などはSNSで発信するのが主流になっており、僕も以前twitterを使ったり、現在ではfacebookに登録はしていますが、SNSは自分で自由にアレンジできないし、過去の記事は流れていってしまう。やっぱりブログが居心地いいんですよねぇ。
 自分でドメインを取って、ワードプレスに移行しようと思ったりもするんですが、プロバイダー系のブログの「楽さ」に慣れてしまうと、そこまでする気には今のところなれないですね。いざ、ssブログも運営停止という事になっても慌てないように、次善の策は考えておこうと思います。

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岡山フィル第62回定期演奏会 指揮:シェレンベルガー Pf:ジャン・チャクムル [コンサート感想]

岡山フィルハーモニック管弦楽団 第62回定期演奏会
ショパン/ピアノ協奏曲第1番 
ブルックナー/交響曲第4番「ロマンティック」

指揮:ハンスイェルク・シェレンベルガー
ピアノ独奏:ジャン・チャクムル
2019年10月20日
岡山シンフォニーホール
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 5月定期のブラームスの交響曲第3番の演奏を聴いて、「これは10月定期のブルックナーも、かなり期待できるかもしれない」と思う一方で、このオーケストラとしては初めてのブルックナーということで、そこまで期待しないほうがいいかもしれないとも思ったりしましたが、予想をはるかに上回る、もうこれぞブルックナーだ!という満足に浸った素晴らしい演奏になった。これは、ブルックナーの日本国内での聖地:大阪に持って行ってもいい勝負になると思う。
 
 シェレンベルガーらしい、拍節が明確で、それでいてずっしりとした重量感のある硬派な演奏である一方で、この曲の持つ最大の魅力である明るい生命力あふれる世界観を、音楽の中の鼓動と息づかいを通じて見事に表現されていた。まるで中世の森の中に招かれたようなリアルな手応えがあった。
 そして、第1楽章冒頭・終結部、あるいは第4楽章冒頭のような場面での大山脈が眼前に迫ってくるような壮大でパースペクティブな表現は、いつも聴いているはずの岡山シンフォニーホールがとても広く感じたほど。
 トウッティでは終始、大迫力のブルックナー特有のオルガン・サウンドで客席にずっしりとした音の塊が迫ってきて、バルコニー席全体がビリビリと震える感じがあり、なお面白いことに電源を切っているはずの私のスマホのバイブレーションが「ブルブル」共鳴していた(一瞬、「電源切り忘れたのか!」と焦りました)。
 ここの奏者では、まずはホルン主席の梅島さん(やはりハイレベルに安定したホルンを聞かせてくれた)、ティンパニ客演の近藤高顕さん(今回の名演の影の指揮者だと思う、この方の著書、むちゃくちゃ面白いです)、七沢さん率いるヴィオラ部隊に最大の賛辞を!
 浜コン優勝者:ジャン・チャクムルの登場(そして浜コンをモデルにした「蜜蜂と遠雷」ブーム)ということもあって、会場は9割以上埋まる盛況ぶり。ただ、ブルックナーのコンサートだけ大量発生する男性ブルックナー愛好家達の姿は恐らく少なかったのではないか、その証拠に男子トイレの混雑は普段と変わらなかった。大阪のブルックナーのコンサートなんて、男子トイレに長蛇の列が出来ますから(笑)

 編成は!stVn12ー2ndVn10ーVa8ーVc8、下手奥にCb6の、チェロバスを補強した12型2管編成。
 私がブルックナーを初めて聴いたのは、朝比奈御大が指揮する7番で、CDで聴いていたときは全くピンと来なかったのに、実演で聴いたときの迫力と美しさに一気に魅了されたのを思い出す。そしてその時にもっと印象に残ったのが客席の集中力だ。7番もいわゆる原始霧と呼ばれる弦のトレモロから始まるが、その瞬間の2000人以上の固唾を呑む音が聞こえてくるような緊張感は忘れられない。これは大阪独特の雰囲気だったかもしれない。一昨年の読売日響の7番も、昨年のセンチュリー響の4番も、舞台上に注がれる視線の集中力に圧倒された。

 で、今回の岡山フィルの客席は、いい意味でリラックスムード(笑)私のように脇に汗かき、ドキドキしながら原始霧が始まるのを待ちわびているのは少数派。
 しかし、実際に原始霧が始まってみると、客席が「なになに?この音!」と、驚いているのが手に取るように解る。ピアニッシモで始まっているのに、100km先の地鳴りが聴こえてくるような幻想的だが芯のある音が響いてくる。客席の舞台への集中力が一気に高まった。ホルンの梅島さんのソロは言う事なし。それどころかソロの後の木管との掛け合いも見事、この人、完全にこの痺れるような緊張する状況を楽しんでる(笑)、ブルックナーリズムに乗って弦のトレモロがクレシェンドする場面では遠い地鳴りが一気に眼前に展開し、客席を光が包んでいくような感覚になった。この時点で既に「おわー、岡山フィルすげー」と思ったよ。

 まあ、こんな感じで細かく書いていくと、膨大な文章になってしまって、文章にまとめるのが大変なので、困ったときの箇条書きでいきます。
・全曲を通じた印象。とにかく緊張感が途切れない。すごい集中力だ。演奏していて相当しんどい曲だと思うが、第3楽章のハイカロリーな演奏で、大満足感に浸っている間もなく、第4楽章の冒頭で大山脈が迫ってくるような壮大な迫力に心臓がバクバクした。
 この動画は天下のドレスデン・シュターツカペレの演奏だが、この演奏が淡白に感じるほど(この演奏も生で聞いたらきっと凄いんですけどね)岡山フィルの演奏は燃え盛っていた。第4楽章の終結部では、「これまでのはピークじゃねかったんか!まだ余力があるんか!」と驚き打ちのめされる迫力だった。聴いてる方もすごく疲れた、もうお腹いっぱい。でもブルックナーはこの疲労感を楽しみに聴くのだ。

・この日の岡山フィルの音を聴いていると、私が足を踏み入れたことがない、 南ドイツからオーストリアの深い森の中の景色が眼前に現れるのが不思議だ。シェレンベルガーが「こういう音が欲しい」と要求しただけで出る音じゃない気がする。思えば岡山フィルの奏者の大部分のヨーロッパへの留学経験や高畑コンマスを筆頭に演奏活動をしてきた方もいる。そういった楽団員の1人ひとりに染み込んでいるヨーロッパの自然や空気をシェレンンベルガーが引き出している、そんな風に感じる。だから、リアルな森の息吹と生命の鼓動を感じるのだろうと思う。

今回の岡山フィルの演奏は、3階学生席で聴いていた多感な年代の学生にとっても、とても強く印象に残った演奏だったと思う。自分たちの街のオーケストラってすごい!プロって凄い!と。高校生の時にはじめてブルックナーを聴いたときの僕のように。

・中央で活躍する音楽評論家・ジャーナリストの方は今回の岡山フィルの演奏を聴いていないと思われるが、例えば東条碩夫さんや奥田佳道さんら、地方オーケストラの活躍に注目している方が聴かれたらどういう感想を持たれるだろう。とても驚かれるのは間違いなく、全国的に話題になる切っ掛けになりそうだが。

・ブルックナーのシンフォニーはどれもそうだが、ティンパニの役割の重要性の比重が極めて高いと思う。今回はかなり速いテンポで進んでいて、岡山フィルはアンサンブルの乱れが無い強靭な骨格の演奏だったが、ちょっと呼吸が乱れかける場面はあった。近藤さんのティンパニが入ってくると筋が通ったように呼吸が整っていく。ブルックナーにおいてティンパニは『影の指揮者』とも言われるが、まさにそんな業を見せていただいた。

・岡山フィルはトロンボーン・チューバは未整備なので客演。トロンボーン客演首席は都響の方だったようだ。ホルンも京響の水無瀬さん、小椋さん、名フィルの安土さんという、西日本の名手を集めたような布陣で、確かに豪華助っ人の力は借りていたが、ホルン首席の梅島さんは素晴らしいソロを聴かせてくれたし、小林さん率いるトランペット隊も、神々しいサウンドを聴かせてくれた、これは「岡山フィルの音だ」と断言していい。

・木管も相変わらずいいですねぇ。自然の息吹が聴こえる今回の演奏を彩ったのは間違いなく木管陣。第1楽章の終結部に向かうときのオーボエ+ホルンからはじまってフルートが入ってきて徐々に盛り上がっていく場面で落涙してしまった。
 第3楽章の木管も凄い。この楽章は金管・打楽器が派手に活躍する楽章に見えて、じつは木管が肝だというのがよく分かった。

・木管・金管の首席陣で協奏曲を聴きたいですね。倉敷芸文館あたりでモーツァルトの序曲とシンフォニーと組み合わせて、畠山・工藤・西﨑・梅島・小林・選考中のファゴット首席で後期6大交響曲6回シリーズなんてどう?
・ブルックナーといえば気になるのが、どの版を使ったかだが。プログラムにはノヴァーク版と記載、稿の記載は無かったが、間違いなく第2稿(1878/80年稿)だろう。

・第4楽章の終結部は凄い速いテンポで追い込んだ演奏だった。悠然と終わるフィナーレもいいが、こういう形のフィナーレも説得力がある。

・特に印象に残ったのがヴィオラとチェロ。この曲、ヴィオラ重要ですね。岡山フィルのヴィオラは人材が揃っていて、ふくよかで厚みのある味わい深い音を聴かせてくれた。チェロは第2楽章冒頭を筆頭に、ブルックナー休止からのトゥッティーではコントラバスとともにの分厚い弦楽器の屋台骨を支えた。終演後に特別首席の松岡さんが満足そうに客席の熱狂を見つめていたのが印象的。

・順番が逆になったが、前半のショパンのピアノ協奏曲第1番。今回の岡山フィル定期は浜松国際ピアノコンクール優勝者に与えられた副賞であった。浜コンホームページにも掲載されている。コンクールへの出場者は優勝タイトルや名誉、あるいは賞金よりも、この優勝者に保証されたコンサートツアーやレコード会社との契約(浜コンはBISとの契約が保証されているようだ)こそが、もっとも欲しいという話はよく聴く。どんなに実力ある若手演奏家であっても、舞台に立てなければそれを披露するチャンスはないのだから。

・余談になるが、もし優勝者が牛田さんだったら、エライことになっていたかも知れない(僕はマイシートなので問題ないが)。チケット争奪戦は必至だっただろう。牛田さんはくらしき作陽大学音楽学部のモスクワ音楽院特別演奏コースの研究生だそうなので、岡山フィルと共演して欲しいなァ。定期マイシート会員が100人ぐらい増えるだろう。彼なんてコンクールに出なくても音楽家として充分やっていける実力があるのに・・・・頭が下がる。閑話休題。

・ジャン・チャクムルの優勝者ツアー。他のオーケストラとの共演プログラムを見ると、札響がベートーヴェンの3番、阪響がモーツァルトの21番、名フィルがメンデルスゾーンの2番、東響がシューマン、岡山フィルと九響がショパンというプログラム。正直、僕としてはベートーヴェンかモーツァルトが良かったなあ、というのが正直なところ。

・ショパンのピアノ協奏曲はピアノ独奏部分は美しいが、オーケストラ部分がはっきり行ってツマラナイ。ソリストとオーケストラが丁々発止のやり取りをするわけでもなく、オーケストラとのハーモニーが特別美しいかというと、そうでもなく、第2楽章は極論すると「オーケストラは無くてもええんじゃね?」と思ったりもする。ショパン20歳の作品で、若書きゆえの未熟な部分もあり、せめてショパンがもう10年いや20年長生きして、シューマンやブラームスの協奏曲に比肩する作品を書いていてくれたら、ショパン・コンクールももっと盛り上がるだろうに、と思う。 

・でも、ジャン・チャクムルさんのピアノはとても美しく、繊細でいて音の芯はしっかりしている。でも、後半のブルックナーの演奏が記憶をすべて洗い流してしまった。ショパンのコンチェルトとブルックナー、という組み合わせは10年ぐらい前に大フィル(指揮:高関健)で5番との組み合わせで聴いたが、あのときは前半のソリストの演奏にけっこう感動したはずなのだが、ブルックナーに全部持っていかれた。ソリストが誰だったか?すら、もう覚えていない(笑)オーケストラ曲として見た時に、あまりにも格が違いすぎる。ベートーヴェンやモーツァルトの20番代のコンチェルトならば曲に力があるので、そんな事にはならないだろうが。

・ただし、会場の盛り上がりを見ると、こんな意見は「ショパン音痴」の僕ぐらいなのだろう、と確信するほど盛り上がっていた。彼のベートーヴェン・モーツァルトはもちろん、プロコフィエフやラヴェルを演奏したら、とっても魅力的な演奏になると思う。
・アンコールはしっかりと耳に残っている。シューマンのリーダークライスの「月夜」のオーボエ編曲版、オーボエをなんとシェレンベルガーが演奏したのだ。シェレンベルガーのオーボエに触発されて、たった5分間だったが、彼がどういう音を作りたいのか、何を訴えたいのか伝わってきた気がした。

 最後になりましたが、10月12日〜13日の台風19号で被災された方々へ、心よりお見舞い申し上げます。自分にできることとして、岡山シンフォニーホールでのコンサートに行った際は、友の会や定期会員のチケット代割引分を募金箱に募金しようと思います。

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瀬戸内シティガイド 建築、アート、ローカルフードを巡る旅 Casa BRUTUS特別編集 [展覧会・ミュージアム]

 この連休前半は神戸の実家に帰省しているのだけれど、実家に近い書店で、この本が平積みされていて、ついつい手に取ってしまいました。ついでに言うと、実家の目の前のセブンイレブンにも置いていて、50アイテムぐらいしか置けないコンビニの棚に置いているということは、結構売れているということだと思います。
Casa BRUTUS特別編集 瀬戸内シティガイド (マガジンハウスムック)

Casa BRUTUS特別編集 瀬戸内シティガイド (マガジンハウスムック)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 2019/09/27
  • メディア: ムック
   「岡山芸術交流2019」と「瀬戸内国際芸術祭2019」の2つの現代芸術祭を軸に、岡山からしまなみ海道。香川から愛媛にかけての瀬戸内のアートスポットを網羅している。僕の記憶では、岡山市内のスポットがこれほど詳しく紹介されているガイドブックを見たことがなかったです。だいたい倉敷や尾道にスポットライトが当たって、岡山は後楽園以外、さしたるスポットも無く・・というパターンが殆どだった。
 岡本仁さん(BRUTUSの元編集長)の巻頭言に「ある日、ようやく気づいた。岡山あたりを起点にして好きな街すべてをぐるりと回ればいいのだと」「おいしい食べ物、美しいアート、目を見張るような建築が集う瀬戸内の、どれかひとつを目的地にして往復するなんて、あまりにももったいなく非効率的だ。ルートを考えながら、円を描くようにつなげればいい」とあり、岡山が瀬戸内アート地域のハブとして存在感を増してきていることがわかる。
 オリエント美術館や林原美術館も新鮮な切り口で取り上げているし、天神山文化プラザや岡山市民会館が「見るべき建築」として、その美しさが光を放ち、ノートルダム清心女子大のホール(岡山人は、ここの卒業式のニュース映像を見て、春の訪れを感じるのだ)が、期間限定ながら見学出来るのを初めて知りました。
 岡山芸術交流のガイドブックも付属していて、たぶんこれを見て岡山に来ている観光客も相当いるのだろうな。なるほど、今回の芸術交流に来る人々のボリュームの大きさはこういうところにもあったのか、と思う。
 しまなみ地域にも魅力的なアートスポットがいっぱいあるんですね。伊予大島の隈研吾建築の「亀老山展望台」、大三島の「伊東豊雄建築ミュージアム」、福山市沼隈町の「神勝寺 禅と庭のミュージアム」などなど。
    親戚や友人を招待・案内するときに、すごく参考になるだけでなく、自分も瀬戸内の魅力を再認識した一冊です。

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カメラータ・オカヤマ(岡山国際音楽祭のウェルカムコンサート) [雑感・出来事]

 カメラータ・オカヤマは音楽科のある岡山城東高校出身の卒業生らで結成されたアンサンブル。リサイタルや室内楽のコンサートでも大いに楽しませてくれている若手実力者ばかりで、去年のルネスホールでのコンサートに行けなかったため、街角コンサートとはいえ楽しみにしていた。
 
 会場はイオンモール岡山の未来スクエア。吹き抜けのイベントスペースだ。
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 出張で市街地まで出て来ていたので、事前に確認したパンフレットの順番では2組目だったから、まだ間に合うだろう、と会場に到着すると、すでに演奏が行われていて慌てる(どうやら1組目の演奏順になったみたい)15分ぐらいしか聴けなかったが、リラックスした雰囲気ながらも、内容はととても充実していて、アクセントやリズムがキレキレのハイクオリティーな音楽を聴かせてくれた。
 最後のアイネクライネ・ナハトムジークをベースにした曲は、いいアレンジで、彼らの爽やかで躍動感あるスタイルに良く合っていた。

 全体で40分ほどのミニコンサートだったようだが、チェロの山田さんや、ヴィオラの景山さんら、東京に拠点がある方も来られていて、このためだけに帰省されたのだろうか?他にもコンサートがあって、僕のリサーチ不足かも。

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岡山フィル2019/20シーズン 後期プログラム [各地プロ・オケの年間プログラム]

 岡山フィルの今年度(2019/20シーズン)後半のプログラムの一覧を、年間分とは別立てで整理します。いちいち4月1日のエントリーまで戻るのが面倒なので。このエントリーは、後日10月1日に置くようにします。
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岡山芸術交流 Okayama Art Summit 2019 内山下小学校会場

 3年前の第1回の開催では、会期が始まって2周間ぐらいは本当に人が少なくて、パターゴルフし放題(行った方ならわかりますよね)だったんですが(爆)、会期中盤から後半にかけて人がものすごい勢いで増加し、最終週に行ったシネマ・クレール会場は立ち見の状態だったのを思い出します。
 今回は会期最初の土曜日から人がたくさん来ていて、特に海外の方がすごく多い・・・、日本人と海外の方が1:1ぐらいなんじゃないか?という印象も大げさではなかった。よく見ると、手持ちのグッズに「setouchi triennale」のロゴが。
 瀬戸内国際芸術祭の会場に行く人は、高松空港や明石海峡経由の高速バス以外は、すべて岡山を通るので、2回めの開催で現代アート・ファンに周知されて、岡山も周遊ルートに入ってるんでしょうね。
また、感想記事はおいおい
とりあえず写真のみアップします(といっても幼児連れだったため、あまり撮れていませんが)
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