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岡山フィルへのリクエスト [岡山フィル]

 年明け一発目のコンサートは、今度の日曜日の岡山フィル定期です・・・・と行きたいところですが、その日は出勤日なので行くことが出来ません。今年も日曜日のコンサートは聞き漏らすことが多くなりそう。とはいえ、シェレンベルガー氏の登場するコンサートは必ず調整して馳せ参じたいと思います。

 今年はシェレンベルガー&岡山フィルの2シーズン目に突入します。昨年10月の定期演奏会で、ドイツ本流の重厚かつ真摯な音楽づくりに触れ、「この曲も聴きたい」「あの曲もいいなあ・・・」と、色々な曲目が頭に浮かんでいます。
  
 今回は、シェレンベルガー&岡山フィルに取り上げてほしいリクエスト曲をピックアップ。岡山フィルの編成やサウンドの強み、採算性・集客性など、めっちゃ真面目に考えました(笑)。なので、名曲が多いです。


ドヴォルザーク/チェロ協奏曲
ブラームス/交響曲第4番

 ドヴォルザークのチェロ・コンはしばらくやっていないので、シェレンベルガー在任中にかかるであろうと予想。そして、ブラームスの交響曲も一つは必ずかかるであろう。力で押すのではなく芳醇な響きを大事にするシェレンベルガーの音楽づくりには、4番が最も合うと思う。




メンデルスゾーン/序曲『フィンガルの洞窟』
メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲
シューマン/交響曲第2番

 まずは、シェレンベルガーの指揮で、シューマンの2番を聴きたいのだ。これだけは在任中にやって欲しい曲。心より熱望する。あの「英雄」で見せた、見通しよく整理され、かつ重厚で芳醇な響きが、シューマンの2番で実現すれば、とんでもなく素晴らしい演奏が聴けると思う。集客が厳しと見込まれるため、前半にメン・コンを持ってきた。




モーツァルト/交響曲第31番『パリ』
ハイドン/交響曲第104番『ロンドン』
メンデルスゾーン/交響曲第3番『スコットランド』

 お目当ては、ハイドンの交響曲の最高傑作とメンデルスゾーンのスコッチだ。これらもシェレンベルガーにかかれば、岡フィルから素晴らしいサウンドを引き出すことは間違いない。特にスコットランドのような曲を高水準で演奏することは岡山フィルのサイズからすると、必須のミッションと言えるだろう。モーツァルトの『パリ』は、シャレで、パリから北上してロンドン→スコットランド、と北ヨーロッパの旅を音楽で楽しむ。



 

モーツァルト/交響曲第36番『リンツ』
ブルックナー/交響曲第7番

 シェレンベルガーの指揮で、シューマンと並んで聴きたいのがブルックナーだ。岡山フィルはほとんど(というか、まったく?)ブルックナーを取り上げていない。ぱっと客演に来てぱっと振ってできる曲が無いからだと思う。だから首席指揮者の任期を延長してでも、ぜひブルックナーをやって欲しい。4番の『ロマンティック』は標題が付いて親しみやすそうだが、ブルックナーになじみがない人には退屈すると思う。一方、7番は完成度が高く最も親しみやすい交響曲だろう。ブルックナーが眠るリンツに掛けて、モーツァルトの36番を選んだが、わずか4日で仕上げた交響曲と、推敲に推敲を重ねた交響曲の聴き比べというのもオツなものだと思う。

シューベルト/交響曲第7番『未完成』
シューベルト/交響曲第8番『グレイト』

 シューベルトの『未完成』も最右翼の候補曲だろう。できれば一つ冒険して、グレイトとのカップリングで楽しみたい。尺が少し不足するが、ハードな曲なのでこれでも充分おなか一杯になるだろう。

バッハのカンタータから2曲ほど
ブラームス/ドイツ・レクイエム

  ヨハネ受難曲に続いて、合唱曲がもう一度かかることも間違いないだろう。僕はトドイツ・レクイエムを推したい。前半はバッハ・カンタータ協会の選曲にお任せして、古典とロマン派の宗教曲を満喫する時間にしたい。

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안전놀이터

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by 안전놀이터 (2024-01-31 13:32) 

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