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八重山の旅(6) 2日目 カヤックツアー [八重山の旅]

 これだけは全部更新したい、と思って始めた八重山の旅の記録。だんだんと怪しくなってきましたが、更新再開です。2日目、カヌーツアーの続き。

 山と島の天気は変わりやすい、とくに年間降水量が高い西表は、晴れの日でも突然スコールがやってきます。

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止む気配がないので、少し早めに戻ります。

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途中で、ヒルギの小さな小さな木が生えているのを発見。 

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物凄いスコールなのに、早くも晴れ間が見えて、そして!

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海の方にうっすらと虹が出現、慌てて追いかけます

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美しい!涙が出るほど美しい、体の奥が震えました

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発着地点についてみると、海の向こうにはっきりとした虹の上に、うっすらと二重の虹が!西表と言えどもなかなか見られないらしく、ガイドさんと嫁さんと3人でしばし見とれていました。 


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八重山の旅(5) 2日目午後 カヤックツーリング [八重山の旅]

 カヤックで西表のジャングルへ分け入っていくと、鏡のような水面、時折何かの鳴き声がする以外は風の音しかしない静寂に迎えられた。
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少し流れが出てくるとピナイサーラの滝が見えた
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ピナイサーラの滝は、入場制限(ん?入山制限かな) がある。西表の自然を守る智慧だ。僕らはカヤックを楽しむのが目的だったので、滝の見える位置まで行って、しばらく水面の上でゆらゆらしながら眺めて、そして帰路についた。

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これ、シロアリの巣、らしい・・・
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サキシマスオウノキ、島の大原の方にサキシマシオウ群落があって、石垣からの日帰り観光客でにぎわっているが、あちらはくたびれているようだ。これはホンモノの原生林、力強い生命力を感じた
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次回は、発着場に戻る。そのとき奇跡が起こった。


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八重山の旅(4) 2日目午後 カヤックツーリング [八重山の旅]

 旅行2日目の午後は、西田川とヒナイ川のマングローブの森をカヤックで分け入りました。透明度に特筆するものはなくとも、いかにも養分が高そうな芳醇な水面。生き物の気配が濃厚ながら、澄み切った空気。全身の毛穴を開け放って、この濃厚な空気を吸い込みました。

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本当に気持ちのいい時間だった。次回はまだまだ奥に行きます

 


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八重山の旅(3) 2日目の午前:ジャングル・トレッキング [八重山の旅]

 1日目の夜は、星空を楽しみました。宿の周辺は恐ろしぐらいの暗闇に包まれ、時折、静寂を破って野生生物の鳴き声がこだまします。部屋にオーディオもあったんですが、CDを聴く気分になんてなれない。ひたすら、自然の音に耳を傾けました。星空は、それはもう見事なものでした!

 2日目の朝です

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西表の夜明けは想像以上の美しさでした

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 朝食はしごくオーソドックスなメニューでしたが、テラスで頂く食事は絶品。11月と言っても朝の気温は20度近くありますからね。
 ここの宿は、お客さんにつかず離れずで、必要な時には飛んできてくれるけど、それ以外は適度に放っておいてくれるので、なんとも心地がいいんです。

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2日目は西表の自然を存分に体験する、ツアーをお願いしていました。ツアーの送迎の車が、突然停止。小声で「カンムリワシ」と!
 特別天然記念物の雄姿。でもまだ幼鳥(子供)らしいです。でもこの貫禄はすごい

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午前はジャングルトレッキング、午後はヤエヤマヒルギのマングローブでカヤック、というツアーに参加。

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道すがら、西表の希少植物を見ながらゆっくり歩きます。これ、なんだったっけ(調査中)

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この花も調査中(おいっ!!)

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これは「モダマ」というマメ科の植物。なんとこのぶっといのがツルなんですねー。豆も巨大です。ジャングルの中でそこいら中繁茂しています。

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小さい島なのに、なんでも巨大化する西表。これは「ヒカゲヘゴ」、4~5mぐらいあったかな。食用にもなるらしい。

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ガイドさんが写ってますが(笑)ヤエヤマヤシの群生です。

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これはなんていう植物だったかなあ(調査中)

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ギランイヌビワ、幹に実をつけるという珍しい木

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極めつけはガジュマルの木、なんですが、中が空洞になっていますよね。これ、ガジュマルが他の木を「絞め殺し」たあとなんです(♪チャーチャーチャー!→火サスのテーマ)。植物同士の生存競争の熾烈なこと・・・。

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最後は目的地のゲータの滝。ここに着くころには汗だくだったですが、滝のしぶきが心地よかった~。

 西表に来た目的の一つ「ジャングル探検」が出来ました。普段本州に居ると「人間と自然との共生」なんていうテーマで語られることが多いんですが、この西表に居ると自然と人間との力関係が全然違うんです。「共生」なんていう発想は完全に都市住民の発想、いや妄想と言ってもいい。
 人間は圧倒的な存在である自然の手のひらで遊ばせてもらっている、そんな感覚になります。地球規模で考えると、一人の人間の存在感って本当にちっぽけなものなのでしょうが、普段生活してるとそれが解らない。ここに来ると、自分の存在が笑うてしまうほどちっぽけで、なんか爽快なんです。

次回は、そんなちっぽけな人間が、水の上からマングローブに分け入ります。


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八重山の旅(2) 1日目の夕食で乾杯! [八重山の旅]

 西表島には北東部の上原地区と、南西部の大原地区の2つの集落があります。どちらもそれほど人口は多くないのですが、石垣島からのアクセスが近い、大原地区の方が若干『街』というところでしょうか。ちなみに上原地区と大原地区を結ぶ道路が島の東岸北岸を走っており、民家が見られるのはこの道路沿いのみ。島の中央や西岸南岸は未開のジャングルに覆われています。

 自分たちが泊まったのは上原地区の中の住吉という集落で、コテージやプチホテルのようなこじんまりとした宿泊施設が集まっています。

 宿へ到着して驚いたことがありまして、上原地区の独特のシステムなのか、宿の外で食事を取りたいときは宿の車で送ってくれるんです(笑)
 宿としては自分のところで食べてくれた方が儲かると思うんですが、西表のいろんな料理を堪能してもらいたい、というおもてなしのかな。誰かに見返りを求めず、何かをしてあげたら自分のところにいずれは帰ってくるサァー、という「ゆいまーる」の価値観なんですね。

 ということで、宿と同じ住吉集落にある「我瑠DINING いるむてぃや 」さんで、現実からの脱出行?を記念しての乾杯!

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定番!ゴーヤチャンプル。ゴーヤの苦みが疲れた体に沁みます

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変わったところでは、「アダン」の新芽の天麩羅。タケノコみたいでしゃきしゃきした歯ごたえ。美味

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てびちもあっさりしつつ、コラーゲンたっぷり

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グルクンの唐揚げ。こりゃー素晴らしく美味でした。むしゃぶりつくように食べましたです。はい。

この後、何品か頼んだんですが、もう酔いが回ってきて、このあと食べたものは写真に撮ってません。

次回はジャングルへ分け入っていきます


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八重山の旅(1) 西表島到着 [八重山の旅]

 もう2年前の旅行でもあり、別もブログでも編集していたものですが、これだけは完成して残しておきたいので、徐々にアップします。

 2010年の11月末から、西表島・石垣島・竹富島(沖縄本島も)に旅行に行った際の記録です。
 行きは那覇経由で飛行機を乗り継ぎ、石垣島へ。そこから日本最後の秘境と言われる西表島へは石垣港離島ターミナルから高速艇で1時間ほど。上原港へ向かいます。

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こんなに小さい船なの?といやな予感がしましたが・・・
天気はこの時期にしては悪くなかったんですが、外洋に出る航路のため、そりゃもうジェットコースターのような揺れに見舞われました。


こんな感じで揺れます・・・。上原港へ着いた時は、完全に船酔い・・・

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3泊もの長期滞在でお世話になる「マヤグスク・リゾート」さんに到着。2組のみしか受け付けない、子供御断りの「大人の宿」

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2階にある部屋のテラスから見る景色が、サイコーに良かった!!
結局、自分たちが泊まった3泊の間は、もう一つの部屋の滞在客もおらず、ずっと貸し切り状態。

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日が暮れるまで多少時間があったので、宿の北側にある、その名もズバリ「星砂の浜」へ
やどかりとあそんだり・・・

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星砂採取したり(といっても、どこの砂をすくっても星砂だらけでびっくり)しているうちに

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エエ感じで暮れなずんでいきました。空気が澄んでいて最高の夕暮れ。

次回は最初の夕食についてです


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