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広島交響楽団の2020/21シーズンのプログラムは西日本で一番かもしれない [各地プロ・オケ情報]

 広島交響楽団からクリスマスカードをいただきました。裏には楽団員さんのメッセージ付き。今年はヴィオラの伊達さんでした。
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 それにしても、広響の来シーズンのプログラムは(来シーズンも!と言った方がいいかも)凄いの一言。一番目を引くのは「平和の夕べコンサート」の超豪華メンバー。ベートーヴェンの生誕250年ということで、ピアノ協奏曲全曲をそれぞれアンドレ・ラプラント、藤田真央、ティル・フェルナー、川村尚子、ゲルハルト・オピッツという豪華かつそれぞれ音楽性が全く異なる一流ピアニストで聞き比べるという・・・。また、ベートーヴェンに組み合わせる曲が絶妙で、それぞれの時代を革新した楽曲とベートーヴェンががっぷり四つに組むという内容。
 それに加えて、日本人作曲家も就任以来積極的に取り上げているし(日本がクラシック音楽の『本場』になるには、邦人作曲家を日本のオーケストラが演奏しなくてどうすんねんて話)、私が各都市オーケストラの来季プログラムをザッピングした感じでは、関が原より西のオーケストラで一番のプログラムでしょう。
 下野さん、おそるべしですね。というか、下野さん、クリスマス生まれなんですね。やっぱり持ってるな〜この方は。
 ネットの好事家の間でも話題になっていて、『広響、カネ、もっとるなー』という感想に私も同意(笑)
 あとはこのオーケストラにふさわしい音響のいいホールができれば画龍に点睛が入るのにね・・・。サッカースタジアムの建設は決まったそうですが、広響ってサンフレッチェにも勝るとも劣らない財産だと思います。アルゲリッチや藤村実穂子が毎年のように共演するオーケストラって、在東京オーケストラでも存在しないのですから。

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