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ラ・クァルティーナコンサート [コンサート感想]

 今日のコンサートはいろいろ事件がありました。冒頭での停電による演奏中止。どうやらホール周辺の地域一帯が停電になったらしい・・・、よりによってコンサートの時間に、と思いましたが、藤森さんのトークで旨いこと繋いではりました。あと、殊勲賞は、「質問タイム」で絶妙の受け答えをした、高校で弦楽部に入っている青年かも知れない(笑)

 N響のチェリストの有志で結成されたチェロ四重奏団のラ・クァルティーナのコンサート。プログラムは前半がクラシックで後半は映画音楽、ということで、個人的には前半を中心に楽しみにしていましたが、後半の映画音楽での実直で誠実な演奏に大満足でした。

 しかし何よりも感銘を受けたのは、バッハのシャコンヌでの演奏。チェロ4本と言っても音域が広いし、奏者によって意外なほど音色が違いますから、バッハのかっちりとした音楽の本質が見えるというか・・・幾何学的な美しさと入魂の演奏に息を飲む瞬間の連続でした。

 会場はアルコールとオードブルが用意され、非常にリラックスした雰囲気で、自分はあまりアルコールには強くないのでコンサートの時はめったにいただきませんが、こういう雰囲気のコンサートもいいものですね。

リビング・ミュージックサロンvol:9 ラ・クァルティーナ・コンサート

藤森亮一、藤村俊介、銅銀久弥、桑田歩

スーザ/星条旗を永遠なれ
メンデルスゾーン/真夏の夜の夢よりノットゥルノ
クレンゲル/主題と変奏
J.S.バッハ/シャコンヌ(その前に管弦楽組曲の「アリア」も演奏)
映画音楽メドレー:エデンの東~ムーンリバー~ドクトル・ジバコ~80日間世界一周~慕情~風と共に去りぬ
プルートン/ラヴミーテンダー
ウィリアムズ/シンドラーのリスト
ルグラン/シェーブルの雨傘
モリコーネ/シネマパラダイス
ロジャース/サウンド・オブ・ミュージック・メドレー

アンコールは、アメージング・グレースなど2曲

2014年8月29日 ルネスホール


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