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大植&大フィルのマーラー復活 新フェスティバルホールこけら落としシリーズ [コンサート感想]

スマホからの更新

深く深呼吸するよりは始まった第1楽章冒頭では、二時間コースになるかも…と、ビビりましたが(笑)、テンポの変化ありダイナミクスの絶妙な起伏ありのドラマティックなマーラー復活でした。

とにかく指揮者も演奏者も一瞬一瞬たりとももっと気を抜かない演奏。今回は金管楽器ほんとに素晴らしかった。

圧巻だったのは、第五楽章。地獄の釜のふたが開く場面の畳み掛けかたは、手に汗握り、クライマックスでは再びスローテンポに。でも音楽の密度が濃いいんです。オケも見事です。大植さんがやりたかった世界が大伽藍のようにたち現れた終盤でした。
大植さんは、マーラーの世界は生命力溢れるものと感じてさっしゃるのだなあ、と。

詳しくは新生フェスティバルホールのレポートとともに、後日じっくり書きたいと思います。

※感想をまとめるのはかなり後日になりそうです・・・


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ぐすたふ

ヒロノミンさん、今晩は。お疲れ様でした。良かったですね。あの時間が止まったような最後のクライマックスは、至福の極みでした。

フェスの復活、大阪の復活、大植英次一世一代の大見得切り、あの時あの場所に居合わせた聴衆の宝物。共有できて嬉しいです。

次の復活って、あるのかなあ・・・あって欲しいと切に願います。
by ぐすたふ (2013-04-28 21:35) 

ヒロノミンV

>ぐすたふさん
 コメントありがとうございます。そして先日は短い時間でしたがありがとうございました。
 このコンサート、実は行くことをあきらめていたのです。ところが思いがけない部署への転勤、チケットが色々な人の手を経て、定価で転がり込んで来る、という幸運もあり、会場に居合わせることが出来ました。
 大植さん、大フィル、朝比奈御大、そして『大阪』に改めて敬意を表する一夜でした。新しいエントリーを起こしましたので、そちらもお読みいただければ幸甚に存じます。
by ヒロノミンV (2013-04-29 00:35) 

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