これは比類なき名曲かも! ステンハンマルのピアノ協奏曲第1番 [NML]
西日本は放射性物質の懸念材料が少ないと思っていたら、東シナ海を挟んで隣の国からPM2.5なる微粒子がやってきて大変です。今の日本には安心して住めるところはないのだろうか?
元々アレルギー性鼻炎もちなのに加えて、今日はのどがヒリヒリしていました。朝起きて窓から外を見ると、もう春霞なんて牧歌的な状況じゃなく、ほとんどスモッグ状態。これじゃあマスクをかけていても焼け石に水。今ぐらいの本当に気持ちのいい季節に、朝の散歩をするのが好きなんですが、散歩に出かける気も失せてしまいます。
ここんところご無沙汰だった音楽鑑賞ネタです。最近はステンハンマルをよく聴いているのですが、なかでもピアノ協奏曲第1番の魅力に取りつかれています。
ピアノ協奏曲を4楽章形式にするあたり、明らかにブラームスの影響を受けているんですが、第1楽章の冒頭が、ブラームスの悲劇的序曲にソックリなんですな(笑)でも、そんなこともこの曲の魅力を下げることにはならない。
特に第3楽章が本当に美しいメロディーが次から次へと現れるんですよね。といって、全く聴いたことのないメロディー。このメロディーが耳に馴染んでくると、これは数あるピアノ協奏曲の中でも、もっとも美しい緩徐楽章かもしれない、とさえ思ってしまう。
もし、NMLに加入されている方は、この曲の第3楽章だけでも一度は聴いてほしいです。本当に美しく素晴らしく、希望の湧いてくる曲です。
ステンハンマル ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op. 1
Piano Concerto No. 1 in B flat minor, Op. 1
- ルーヴェ・デルヴィンイェル - Love Derwinger (ピアノ)
- マルメ交響楽団 - Malmo Symphony Orchestra
- パーヴォ・ヤルヴィ - Paavo Jarvi (指揮者)
まったく知らない作曲家です。
これは要チェック♪
by MU (2013-03-07 23:07)
ステンハンマル、本当にいい曲を書いています。ラフマニノフやシベリウスの次は、ステンハンマルだ!と言いたいところですが、作品数はあまり多くないんですよね。
by ヒロノミンV (2013-03-09 00:31)
ステンハンマル、日本風に言うと「石鎚」さんかな。
ピアノ協奏曲は2曲とも名曲だと思います。
交響曲第2番も好きです。
by 木曽のあばら屋 (2013-03-09 10:33)
比類なき名曲・・・と書かれた以上は聴かなければなりませんね。
そういえば最近空気がにごっているようです・
by ムース (2013-03-09 11:49)
>木曽のあばら屋さん
確かに、ステンハンマル、石鎚ですね!四国との意外な関係!?
ピアノ協奏曲の2番の方は、ステンハンマルの作風が確立されている感じがしますが、1番は当時の色々な作曲家を研究しつくした跡が感じられて、耳にも馴染みやすいですね。交響曲第2番、僕も好きです。これも珠玉の名曲です。
by ヒロノミンV (2013-03-09 23:41)
>ムースさん
中国地方は今日は凄い量の黄砂が舞っていて、車もドロドロになっています。
ステンハンマルのピアノ協奏曲、ぜひお聞きになってみてください。
交響曲も第2番は同時代の交響曲と比べても5指に入る名曲だと思います。
by ヒロノミンV (2013-03-09 23:43)