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岡山フィル首席指揮者就任記者会見の記事スクラップ [岡山フィル]

 11月7日に行われた、ハンスイェルク・シェレンベルガー氏の岡山フィル首席指揮者就任記者会見に関する新聞記事などなどを、スクラップしておきます。

山陽新聞(リンク先に動画付き)
岡山フィル首席指揮者就任会見 シェレンベルガー氏

 岡山フィルハーモニック管弦楽団の首席指揮者に就任する元ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席オーボエ奏者ハンスイェルク・シェレンベルガー氏(64)=ドイツ在住=が7日、岡山市内で就任の記者会見を行い、演奏家の個性を重視した楽団づくりを進める考えを示した。
 岡山フィルが活動拠点とする岡山シンフォニーホール(同市北区表町)で会見したシェレンベルガー氏は「首席指揮者は(団員と)対等であることが大事。音楽家それぞれが責任を持って演奏するようにしたい」と抱負を述べた。
 就任理由については「2009年の岡山フィル定期演奏会で指揮してとてもいい印象を受けた」と説明。ベルリン・フィル時代は世界的指揮者の故カラヤン氏の下でオーボエ奏者として活躍しており「経験を岡山フィルに持ってきたい」と意欲を見せた。
 会見に先立ち、シェレンベルガー氏は来年4月1日に首席指揮者に就任する調印書に、財団法人・岡山シンフォニーホールの金谷裕弘理事長(同市副市長)らとともにサインした。任期は3年。
 シェレンベルガー氏は1948年、ドイツ・ミュンヘン生まれ。94年から指揮活動を始めた。


朝日新聞岡山版
シェレンベルガ―氏、岡山フィル指揮者に

 県内唯一のプロオーケストラ「岡山フィルハーモニック管弦楽団」は7日、首席指揮者に、元ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席オーボエ奏者のハンスイェルク・シェレンベルガー氏(64)=ドイツ在住、写真=を迎えると発表した。来年4月に就任し、任期は3年。
 今年で設立20周年を迎えた岡山フィルが、首席指揮者を置くのは初めて。
 シェレンベルガー氏はこの日、岡山市内で調印式に臨んだ。「私の血液に注入されているカラヤンの音楽を岡山に持ってきたい」と抱負を述べた。来年10月の定期演奏会で初登場し、年3回タクトを振る予定。
 1948年、ミュンヘン生まれ。80~2001年にベルリンフィルの首席オーボエ奏者を務め、カラヤンから「天からの授かり物」と称賛された。94年から指揮も始め、欧州各地のオーケストラやNHK交響楽団などの演奏会に客演した。
 09年10月、岡山フィルの演奏会に指揮とオーボエで出演。岡山フィルは演奏会ごとに指揮者を招いてきたが、20周年を機にレベルアップをめざすため、1年半前からシェレンベルガー氏に首席指揮者就任を打診していた。


毎日新聞岡山版
岡山フィルハーモニック管弦楽団:初の主席指揮者、シェレンベルガーさんに決定 「経験伝えたい」 

 岡山フィルハーモニック管弦楽団の主席指揮者に、元ベルリンフィルハーモニー管弦楽団オーボエ奏者のハンスイェルク・シェレンベルガーさん(64)が決まった。7日、北区表町1の岡山シンフォニーホールで契約に調印した後、記者会見したシェレンベルガーさんは「経験を楽団員に伝えたい」と語った。
 ドイツ・ミュンヘン出身。80〜01年にベルリンフィルのオーボエ奏者として活躍。指揮者の故ヘルベルト・フォン・カラヤンさんから高く評価された。94年から欧州や日本などで指揮活動を行い、岡山フィルでも09年のコンサートで指揮した。
 岡山フィルにはこれまで決まった指揮者がいなかったが、今年設立20周年を機に主席指揮者を任命することになり、実績や知名度、岡山フィルとの関わりなどから、シェレンベルガーさんに依頼した。
 シェレンベルガーさんは「09年のコンサートで岡山フィルにはいい印象を持った。一緒に仕事ができるのはとてもうれしい」と感想を述べた。また「カラヤンの元で学んだ経験を伝え、作曲家の考えを優先する音楽をつくりたい」と話した。
 契約は3年間。シェレンベルガーさんの指揮は、定期演奏会や学校での演奏など年間3回程度を予定している。【江見洋】

読売新聞岡山版
岡フィル首席指揮者にシェレンベルガー氏

 岡山フィルハーモニック管弦楽団は7日、首席指揮者のポストを新設し、ドイツ人でベルリン・フィルの元首席オーボエ奏者ハンスイェルク・シェレンベルガー氏(64)が就任したと発表した。任期は3年。シェレンベルガー氏は「私がベルリン・フィルで得た20年間の経験を、岡山フィルで生かしたい」と意気込みを語った。
 シェレンベルガー氏は1980~2001年にベルリン・フィルに在籍。同フィルを鍛え上げた指揮者カラヤンから大きな影響を受けた。1994年から指揮者としても活動している。
 岡山フィルは92年、県内初のプロオーケストラとして、財団法人「岡山シンフォニーホール」が設立。常任の指揮者はいなかったが、20周年を機に、2009年に岡山フィルの定期演奏会で演奏・指揮し、好評を博したシェレンベルガー氏に首席指揮者就任を打診していた。
 記者会見した同氏は「団員と対等に音楽について話し合い、いい音楽を作り上げていく。バロックからロマン派まで、幅広く選曲したい」と話し、さっそく団員らと交流していた。今後、年3回来県し、定期演奏会などでタクトを振る予定。

・記事はすべて11月8日の朝刊に掲載されていたもの。
・毎日新聞の記事に「主席」指揮者就任と書いていありましたが、たぶん誤植・・・
主席って言ったら
kokintoh.jpg
こんな人を連想するやん(爆)

ついでにTV局のニュースサイトも。

RNC西日本放送
岡フィル指揮者に世界の大物
 岡山市を拠点に活動する岡山フィルハーモニック管弦楽団の首席指揮者に、世界的な名声を持つ大物が、今日、就任しました。
 流ちょうな英語で抱負を語るのは、岡山フィルハーモニック管弦楽団で、初の首席指揮者に決まったハンスイェルク・シェレンベルガーさんです。
 1980年からおよそ20年、ドイツのベルリンフィルでオーボエ奏者として活躍、指揮者としても国内外で実績を積み、世界的な知名度を誇ります。
 オーケストラの顔となる首席指揮者を務めるのは初めてですが、3年前に岡山フィルに出演し、好印象を受けたということで、相思相愛で就任が決まりました。
 シェレンベルガーさんは年に3回程度、岡山を訪れることになっていて、来年10月の定期演奏会で、首席指揮者としてのデビューを飾る予定です。

KSB瀬戸内海放送
岡山フィル 首席指揮者就任
 岡山フィルハーモニック管弦楽団の首席指揮者に、世界的に有名なオーボエ奏者ハンスイェルク・シェレンベルガーさんが就任しました。調印式には岡山シンフォニーホールの金谷裕弘理事長とシェレンベルガーさんが出席しました。ドイツ生まれのシェレンベルガーさんは、世界最高峰のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団でソロ・オーボエ奏者として活躍しました。1994年からヨーロッパで指揮者として活動を始め、日本でも日本フィルハーモニー交響楽団を指揮したほか、3年前には岡山フィルに出演しました。岡山フィルの主席指揮者就任は設立以来、初めてです。契約は7日から3年間で、2013年10月の定期演奏会でデビューする予定です。


 とりあえず、ツッコミ!RNCさん「世界の大物」ってなんですか!!まあ、言いたい事は凄く伝わりますけど(笑)
daimotu.jpg

 

 

これはダイモツ・・・ 

 各紙の情報を分析したものを(というほど大袈裟なもんじゃありませんが)のちほど別エントリーに起こしたいと思います。

(11月12日追記)
産経新聞にも記事が出ていたようです

独在住シェレンベルガー氏 岡山フィル首席指揮者に
産経新聞 11月10日(土)

「岡山フィルハーモニック管弦楽団」の首席指揮者に、元ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席オーボエ奏者、ハンスイェルク・シェレンベルガー氏(64)=ドイツ在住=の就任が決まった。任期は来年4月1日から3年間。

 シェレンベルガー氏はドイツ・ミュンヘンに生まれ、1980~2001年にベルリン・フィルで活躍。94年から指揮活動を始め、ヨーロッパのほか、日本でもNHK交響楽団や日本フィルハーモニー交響楽団などでタクトを振った。現役のオーボエ奏者でもあり、岡フィルでは平成21年の定期演奏会に指揮とオーボエで出演。首席指揮者に就任後は、来年10月と26年2月の演奏会での指揮が決まっているという。

 岡フィルは4年に設立した県内初のプロオーケストラで、岡山シンフォニーホールを拠点に活動。これまで常任指揮者はおらず、演奏会では国内外の指揮者を招いていたが、今年、設立20周年を迎えて同氏に就任を依頼していた。


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