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岡山フィルの首席指揮者に、シェレンベルガー氏 [雑感・出来事]

 5日に発表されていたそうです。完全に情報キャッチに出遅れていました(ウチ、山陽新聞とっていないもので・・・)

首席指揮者にシェレンベルガー氏 岡山フィルに来年4月就任

 財団法人・岡山シンフォニーホール(岡山市北区表町)は5日、同ホールを拠点に活動する岡山フィルハーモニック管弦楽団に新設する首席指揮者に、元ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席オーボエ奏者ハンスイェルク・シェレンベルガー氏(64)=ドイツ在住=が来年4月1日に就任すると発表した。任期は3年。

 シェレンベルガー氏は1948年、ドイツ・ミュンヘン生まれ。1980〜2001年にベルリン・フィルで活躍。94年から指揮活動を始め、09年に岡山フィルの定期演奏会で指揮を務めた。

 岡山フィルは92年に設立した岡山県初の本格オーケストラ。常任指揮者が不在で、演奏会では国内外の指揮者を招いていた。今年、設立20周年を迎え、就任を依頼していた。

 シェレンベルガー氏は7日、岡山市内で就任記者会見を行う。年3回程度、岡山フィルを指揮し、県内の音楽関係者を指導する予定。

(2012年11月6日 山陽新聞)

 twitterで情報を目にした時は一瞬、目を疑いましたが、リツイート元を追ってみると、岡フィルの楽員さんのツイートだったので、その瞬間、文字通りその場で飛び上がりました。
 僕が初めて聴きに行ってから19年。苦節19年だったなあ・・・・ようやく常任の指揮者が就任しました!それも21年間、ベルリン・フィルのど真ん中でオーボエ吹いていた人が来るなんて(しかも3年間!!)・・・。当分はこのニュースを肴に幸せになれそうです・・・

 詳細は本日の記者会見で語られると思うので、このネタはまたのちほど・・・・

 昨晩のカメラータ・ザルツブルグ、聴きに行け無かったよ・・・シェレ様ゴメン・・・


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コメント 10

珍言亭ムジクス

おめでとうございます!

カメラータ・ザルツブルクと小菅優さんと共に日本でのコンサート・ツアーの最中ですね。
私は4日に三重県でシェレンベルガー氏の素晴らしいオーボエと指揮によるモーツァルトを堪能してきたばかりで、そのシェレンベルガー氏が首席指揮者として3年間振りに来るとは、岡山フィルが羨ましいです。

岡山フィルのサイトを見ると、3年前にシェレンベルガー氏の指揮&オーボエでモーツァルトのオーボエ協奏曲を演奏しているんですね。そして首席指揮者の3年間のうちに再びオーボエ協奏曲を演奏するのでしょう。

岡山県は中学生の時に後楽園と倉敷の美観地区に行ったきりなので、ぜひシェレンベルガー氏が振る時に遠征したいと思います。
岡山フィルの来年度スケジュールの発表が楽しみです。
by 珍言亭ムジクス (2012-11-07 17:22) 

こもじゃー

拙ブログにコメントありがとうございます。

返信にも書かせて頂きましたが、形は違えどヒロノミンVさんが以前語っておられた夢、岡山の音楽市場の活性化に一歩近付いたと思います。

早速、他県の方からも注目されていますね(笑)
by こもじゃー (2012-11-07 22:15) 

MU

えええ!!!
知りませんでした
完全に出遅れました。
シェレンベルガーさんの指揮は
見たことがないんです。
どのような音楽創りをするのか
興味があります。


by MU (2012-11-07 22:52) 

にゃお10

これはビッグニュース。今後の岡山フィルが楽しみですね。

ところで、4日には三重にもカメラータ・ザルツブルクが来ていたようで。
都合がつけば、聴きに行きたかったです……。
by にゃお10 (2012-11-07 23:15) 

ヒロノミンV

>珍言亭ムジクスさん
 ありがとうございます!(って僕がお礼を言うてどないすんねん!という立場ですが・・・)
 地元でも、これは全くノーマークのビッグニュースでした。事前に分かっていれば、カメラータ・ザルツブルグは槍が降ろうが上司のカミナリが落ちようが、会場まで駆けつけたところでしたが・・・
 創立20年目にして、ようやく(常任の)首席指揮者の就任です。それも、シェレンベルガー氏のようなトップの音楽家とは・・・まるで夢のようです。

 モーツァルトのob協奏曲は必ずかかるでしょうね(笑)、R.シュトラウスやアーノルドも聴きたいなあ・・・
 ぜひ、岡山にお越しの際はご案内させて頂きます!!
by ヒロノミンV (2012-11-07 23:31) 

ヒロノミンV

>こもじゃーさん
 こうして、地元で喜びを分かち合えることを嬉しく思います。確かに、以前、日本センチュリー響の力を借りての発展のアイデアを書きました。僕はまだ2005年ごろの小泉音楽アドバイザー体制に未練があったのです。
 しかし、こうして新たに首席指揮者を迎えることになり、これほどの喜びはありません。
 一方で、シェレンベルガー氏を迎えるにあたって、コンマスは?エキストラの固定化は?弱点の金管の強化は?と、課題も依然として残っているとは思います。

 ともあれ、しばらくは美酒に酔いましょうぞ!
by ヒロノミンV (2012-11-07 23:36) 

ヒロノミンV

>MUさん
 コメントありがとうございます。
 シェレンベルガー氏の指揮ですが。前回の岡山フィルとの共演を見る限り、眺めの指揮棒で非常に鮮やかなタクトさばき、内容的には表現重視の音楽づくりと見ています。
 個人的には、シェレンベルガーとの音楽家同士、あるいは音楽家と聴衆・市民とのコミュニケーションによって、演奏家の、聴衆の人生、そして街の未来まで変わっていく・・・そんな夢を見ています。
by ヒロノミンV (2012-11-07 23:41) 

ヒロノミンV

>にゃお10さん
 コメントありがとうございます。
 カメラータ・ザルツブルグは、僕も翌日の重要な仕事の準備が抜けられず、行く事が出来ませんでした。
 デュメイが来て、関西フィルが生まれ変わったように、シェレンベルガーが来て、岡山フィルが生まれ変わる事を期待しています。
by ヒロノミンV (2012-11-07 23:44) 

ムース

おめでとうございます。

というのも変な気がしますが、私のよく行く名古屋フィルも、常任不在の時期がわずかにあり、何となくファンとしては悔しい気持ちは分かりますね。やっぱり、音楽監督とか常任とか桂冠とか名誉とか、楽団の歴史とか重みを連想しますからね。もっとも、一番重要なのは、サウンドであるということは言うまでもないとは思いますが。
by ムース (2012-11-08 02:35) 

ヒロノミンV

>ムースさん
 名古屋フィルも新しい常任指揮者を迎えるんですよね。岡山フィルは今まで常任の指揮者が居なかっただけに、イマイチ楽団のカラーが打ち出せていなかったように思います。
 シェレンベルガーという首席指揮者の就任で、楽団の歴史にいっそう重みが出てきますし、シェレンベルガーの経歴の中に『岡山フィル』の名が刻まれる。こうした強い関係を見守り、どういう岡フィルサウンドに変わってくのか、その楽しみを満喫したいと思います。
by ヒロノミンV (2012-11-08 18:56) 

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