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事前調整って出来ないのかな・・・? [クラシック雑感]

 今年の11月9日(土)に予定されている、パーヴォ・ヤルヴィ指揮、パリ管弦楽団。くらしきコンサートの主催で、6月10日から先行予約を受け付けるみたいですね。

 さあ、今年の岡山・倉敷での唯一の海外オーケストラ公演だ!と手ぐすね引いて応募しようと思っていた矢先、なんと同じく11月7日に、チェコ国立ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団@岡山シンフォニーホールがあるらしい・・・との情報が。
 何というか、海外オケの演奏会がめったに無いのに、どうして重なるかな~。自分のうろ覚えですが、バイエルン放送響の演奏会と、アルメニア・フィル(だったっけ)が重なったり、過去にも岡山と倉敷で日程がかぶった記憶が多いんですよねぇ。

 コンサートマネジメント会社もそんなに多くないんだし、事前調整って出来ないもんなのかな?

 それで、パリ管の演目ですが

シベリウス:組曲「カレリア」op.11
リスト:ピアノ協奏曲 第2番 イ長調 S.125
           [ピアノ:ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ]
サン=サーンス:交響曲 第3番 ハ短調 op.78「オルガン付き」
           [オルガン:ティエリー・エスケシュ]

 とのこと、オルガン付はめちゃめちゃ好きな曲なので(オルガンをどうするか?は心配ですが)非常に楽しみなんですが、ピアノ協奏曲が、リストの2番。この曲、自分としてはどこがいいのか分からないんだよなあ、ぶっちゃけ『駄作?』なんじゃないかと・・・(リストのファンの方ごめんなさい)。
 ヌーブルジェだったら、他のプログラムのラヴェルの左手の協奏曲の方が良かったorz


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ハノーファー北ドイツ放送フィル [クラシック雑感]

 ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニーのホームページを見ていると、気になる情報が・・・

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  ほうほう、ハノーファーでも小曾根さんと共演するのね~、と思って下まで見ると、「日本ツアー」の文字がぁぁぁぁ。ソリストは小曾根さんで!こりゃー来たよ!来たねぇ。

 来日直前のハノーファーでのプログラムを詳しく見てみると・・・

バーンスタイン/シンフォニック・ダンス「ウェストサイド・ストーリー」
ラフマニノフ/パガニーニの主題による狂詩曲
ラフマニノフ/交響的舞曲
ピアノ・ソロ:小曾根真

シューマン/交響曲第1番『春』ほか

 というもののようです。パガニーニの主題による狂詩曲というと、今年の7月での大フィルの神戸公演でもやりますね。
ラフマニノフの交響的舞曲とかをそのまま日本でもやるのか?というと、不明な点がありますが、NDRフィルとはシューマンの交響曲は披露していなかったと思うので、ちょっと期待したいですね。

※以下は妄想です!実際の日程とは異なります!
できれば日程は、こんなのがいいなぁ
6月7日(土) 東京
   8日(日) 東京
  10日(火) 静岡
  11日(水) 愛知県芸術劇場コンサートホール
  13日(金) 広島市文化交流会館
  14日(土) 倉敷市民会館
  15日(日) フェスティバルホール

 倉敷は・・・たぶんありません・・・妄想です。でも、広島⇒大阪で大いに盛り上がってツアーを締めくくる、ってのは大いにありだと思うなあ。


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コンサートで深刻になりつつある問題 [クラシック雑感]

 先日の岡山フィル定期演奏会で、こんなチラシが配られていました。この中で自分が注目したのは、補聴器使用者への注意書きです。
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 これは難しい問題ですね・・・・
 実は先月の岡山フィルの第九のコンサートの際に、補聴器のハウリング音が鳴り、演奏中も少し騒然となっていました。それを受けての対応だと思います。
 それ以前にも、岡山で演奏中に補聴器のハウリング音が鳴った事例は多々ありまして、例えば倉敷でのティーレマン指揮ミュンヘンフィルで電子音のようなものが聞こえたり(僕の席では聞こえなかったが、当日行かれた方の感想で知った)、ヤンソンス指揮バイエルン放送響の公演でも、五嶋みどりさんの演奏中にかなり大きい共鳴音が聞こえました。
 あまり思い出したくないのですが、去年のバンベルク交響楽団西宮公演では、想像を絶したハウリング音がホール内で鳴り響き、目の前で超一級のモーツァルトの演奏が展開されている中で、ぼくの周囲には耳を抑えてじっと耐え忍ぶ(僕もそうせざるを得ませんでした・・・)人や、演奏後も車酔いのような症状が出た方もいらっしゃった。演奏妨害というレベルを超えて、コンサート破壊といえるような事態になってしまったわけです。
 どうして近年、こういう事例が増えているのか?やはり聴衆の高齢化というのが第一の理由なのでしょうが、じっさいに補聴器を使用している人の話を聞くと、近年、補聴器の性能の向上が著しく、以前はいかにも人工的な音で、あくまで『聴』くことを『補』う『器』械だったのが、音楽の微妙なニュアンスを楽しめるまでに完成度が高まっていること、しかも価格も下がっていることにより、普及が進んだことなどがあるようです。
 プロの演奏を堪能できるまでに性能が向上したことで、コンサートに人が戻ってきた。そのこと自体は、難聴の方のQOL(生活の質)は大幅に向上したわけで、これはいいことなのだと思います。
 ハウリング音にしても、重大な影響が出る前にホールの中から退出するなどすれば、大きな問題には発展しない(実際、咳が止まらない方などは途中で退席なさっているわけですし・・・)のですが、補聴器を使用している人は基本的には音が聴こえないわけでして、本人になかなか気づきにくいという問題がある。
 岡山シンフォニーホールとしても、補聴器使用の聴衆を事前に把握することで、何かあった時には個別に対応することで、トラブルを軽微な段階で食い止めるという方針を打ち出したようです。しかし、生演奏に機械が共鳴するという現象は、結構コントロールが難しいようなんですね。普段の生活ではハウリングなど起こったことがないのに、コンサートホールで生の楽器の音にハウリングが起こることもままあるようです。
 話は自分のことになりますが、実は自分も耳の病気を抱えているのです。ストレス性の難聴を患ったことがあり、一時期は左耳の聴力が自覚できるぐらい低下しました。投薬などであるていど回復しましたが、今でも眩暈耳鳴りなどの症状を抱えており、聴力検査でも高い周波数の音はほとんど聞こえていないようです。しかし、普段の音楽鑑賞や実際のコンサートでは、今は聴力の低下を感じることはありません(逆に以前よりいろんな音が聞こえる感じがする・・・)。

 しかし、人より耳が聞こえなくなる時期はたぶん早いだろうな、と覚悟しています。現在、一つでも多くコンサートに行くことに執着しているのも『いつ、耳が聞こえなくなるかもわからない』という思いが根底にあるからかもしれません。
 そんな自分ですから、西宮での酷いハウリング音を体験しても、ブログ上で批判を展開する気にはなれませんでした。
 なんとか日本の技術力で、ハードウェアの面からもこの問題についていい対策が出来るようになって欲しいものです。

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