広島交響楽団 2016年度のプログラム [各地プロ・オケ情報]
国内の主要オーケストラの来季プログラムが続々と発表される中、ほとんどラストのタイミングでようやく発表されました(笑)
平成28年度(2016/2017)シーズン・ラインナップのご案内(広響HPから)
さすがの広響。名曲と秘曲・珍曲をうまく混ぜ合わせた、なかなかに興味をそそるプログラム。人口に膾炙したド名曲もあるにはあるんですが、要所要所に組み入れられた秘曲・珍曲によって一癖も二癖もあるプログラムになっています。
特に、今年で音楽監督最後のシーズンを迎える秋山御大による9月定期の「アイヴズ交響曲第2番」、次期音楽監督の下野氏による7月定期の「シンフォニア・ダ・レクイエム」は聴きに行きたいですねぇ。
あとは広上さんお得意の、中規模の曲を組み合わせた「フルコース」プログラム。11月の伊福部&ワーグナーも聴きもの。秋山監督最後の公演はR。シュトラウスですか。秋山さんは膨大なレパートリーをお持ちなので、どの曲が十八番、ということも無いのでしょうが、アルプス交響曲をはじめ、記念・記念のタイミングでR.シュトラウスを採り上げられるということは、十八番といって差支えないのではないかと思いますね。
ディスカバリーシリーズは原点回帰のモーツァルトと日本人作曲家に焦点。僕は広島には拠点が無いので、日帰りあるいは観光も兼ねた泊りがけの旅行になりますが、出来れば2,3回は聴きに行きたいですね。
充実のプログラムですね。
特に「デスカバリーシリーズ“Gift”」に注目です。
法人作曲家の作品をこのような形で演奏するという秋山さんの意欲にも脱帽です。
by 伊閣蝶 (2015-12-29 12:35)
>伊閣蝶さん
モーツァルト+邦人作曲家、という組み合わせはありそうでなかった絶妙の塩梅だと思います。それだけ秋山さんもモーツァルトのシンフォニーに負けない魅力を引き出す自信があるのでしょう。
なんとか一度は聴きに行きたいです。
by ヒロノミンV (2015-12-29 22:02)
秋山さんも頑張りますね。こちらの励みにもなります。下野さんのプログラムも、彼ならではと言いましょうか、魅力的ですね。そして、広響のラインアップも本当に充実していて楽しみですね。
我が群響も、ちょうど本日手紙が来て、来期のラインアップの速報が掲げられていました。秋山さんも2017年の1月に登場してくれて、マーラー5番をやってくれる予定です。どんなマーラーになるか楽しみです。下野さんは久しぶりの登場で、2月にオールドヴォルザークプロです。これも下野さんらしくはあります。
お互いに、来期も音楽ライフの充実が期待できそうですね。
by バルビ (2015-12-29 23:53)
>バルビさん
秋山さんは広響に加えて東響・九響・中部にもポストをお持ちでしたから、年10回の広響でのコンサートから開放されて各地のオーケストラから引っ張りだこになりそうですね。
下野さんも全国に登場していない楽団は無いのではないか?と思われるほどの八面六臂のご活躍です。
群響の来季の全体像は見れませんでしたが、1月からはアラン・ギルバート→大植英次→大友さんのトゥーランガリラ・・・と、このラインナップに圧倒されました!
by ヒロノミンV (2015-12-30 10:10)