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JAF会員のための音楽会 飯森&岡山フィル ソプラノ:森麻季 [コンサート感想]

音楽日和 JAF会員のための音楽会

A.L.ウェーバー/「オペラ座の怪人」セレクション
山田耕作/からたちの花※
ヘンデル/歌劇「リナルド」より アリア「涙の流れるままに」※
バッハ/平均律第1番「プレリュード」(指揮者による独奏)
バッハ/グノー/アヴェ・マリア※
久石譲/Stand Alone (NHKドラマ「坂の上の雲」メインテーマ)
ヴェルディ/歌劇「運命の力」序曲
マスカーニ/アヴェ・マリア※
  〃  /歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より「間奏曲」
プッチーニ/歌劇「ジャンニ・スキッキ」より「私のいとしいお父さん」
ヴェルディ/歌劇「アイーダ」より「凱旋行進曲」

指揮:飯森 範親
管弦楽:岡山フィルハーモニック管弦楽団
ソプラノ独唱:森 麻季 ※

2013年11月4日 岡山シンフォニーホール

 先月から岡山フィルはよう働きますね(笑)ほんとを言うと、春から夏にかけても出番があって、年間まんべんなく仕事があればええんでしょうけど・・・、『芸術の秋』に稼ぎが重なるのは仕方がないことなんでしょう。

 指揮は、今や地方オーケストラの救世主的な存在でもあり飯森範親さん、その上ソプラノ独唱が森麻季さんという、なんとも豪華なキャスティング。
 途中、飯森さんが司会役になり、途中、自身の演奏と楽曲解説や、森さんとのトークもあり、楽しい音楽会となりました。飯森さんも「この岡山シンフォニーホールの開館記念の最後を飾った『ワカヒメ』の仕事があったから、今の僕があるんです」と、語ってらっしゃって、岡山シンフォニーホールへの想いが伝わってきます。

 今日も岡山フィルが好調な演奏。やはり弦楽器が温かみのあるアンサンブルで、森さんのソプラノの美声を際立たせていました。
 オーケストラ単独の演奏の、オペラ座の怪人、アイーダの凱旋行進曲、アンコールのエルガーの行進曲、威風堂々第一番では、強力な金管陣がド迫力の演奏。飯森流のダイナミックで華麗なオーケストラサウンドを響かせました。

 森さんの歌唱も、やはり素晴らしく。今回、坂の上の雲のメインテーマを聴けたのは大きな収穫。ヴェルディ、プッチーニ、ヘンデルは2年前でしたか。クリスマスコンサートでも聴いた演目でしたが、ますます純度に磨きがかかった美声にうっとりしながら聴かせて頂きました。

 当日貰ったチラシには、JAFと提携している各地の楽団の一覧が掲載されており、自分のなじみの楽団としては、大フィルが定期公演20%に自主公演10%、関西フィル・日本センチュリー・広島交響楽団は定期演奏会などで10%、それぞれ割引になるようです。これは知らんかったなあ。。。


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木曽のあばら屋

こんにちは。
私もこれ聴きに行きました。
森麻季さんは初めて生で聴きましたが、華がある人ですね。
飯森範親さんも指揮はもちろんですがトークも流暢。
今日び指揮者は喋りもできないといけないんですね。
楽しいコンサートでした。
by 木曽のあばら屋 (2013-11-05 00:07) 

ヒロノミンV

>木曽のあばら屋さん
 こんばんは。またまた同じコンサートの時間を共有できて嬉しいです。
 飯守さんのトークは本当に器用ですね。トーク以外にも資金集めからイベントの企画まで、周囲が『マエストロ、それはムリですよ』と言われるまで、なんでもなさる指揮者さんですね。
 森さんは美貌と歌唱はもちろんのこと、オーケストラの演奏を湛えるしぐさや、袖に下がるときに客席に向ける会釈まで、すべてが洗練されていて、やはり違うなあと思います。
by ヒロノミンV (2013-11-05 19:45) 

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