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岡山フィルの詳細なメンバー [岡山フィル]

 岡山フィルのホームページをじっくり見てみると、見た目はそんなに変わらないのですが、実は大きな変化を発見しました。
 というのも、これまでベールに包まれていた(?)というのは冗談ですが(笑)、岡山フィルの団員さんについて、こん限り詳しいプロフィールが掲載されたfacebookのページへのリンクが貼られているのです。

 岡山フィルハーモニック管弦楽団のfacebookページ(facebookのIDが無くても見れます)。

 岡山フィルの演奏会に足を運んだことのある方ならば、その演奏水準の高さは、充分実感出来るものでしょう。そして僕自身、岡山フィルの演奏会も何十回と聴いてきて、色々な感銘・感動・思い出がありますが、一貫して安心して音楽に心を預けられたというのはやはりプロ集団による演奏というのがベースにあったからだと思いますし、このブログをはじめ周囲の人にも自身を持って勧めて来たわけですが、これまでイマイチ、メンバーの顔が見えない・わからない、その上大規模な編成になるとどうしても在阪・在京のオケからの助っ人奏者がやって来て、ますます「岡山フィル」の輪郭が漠然としてしまう感じを持っていました。

 こうしてオケのメンバーの詳細なプロフィールが判ると、この楽団のメンバーが音楽を志したきっかけ、思い、そしてどういったところで勉強し、経験を積み重ねて舞台に立っているのか?それが手に取るように分かり、客観的にもレベルの高い集団であることがわかります。殆どが『東大よりも入ることが難しい』レベルの音楽大学を出て、その中でもごく一部の人にしかチャンスが巡って来ない、海外留学も経験され、海外・国内のオーケストラでも実績のある方が多いんですね。

 僕は岡山フィルの柔らかく透明感のある弦楽器パートの響きが好きなのですが、これだけの人が集まっていればそれは当然のことだったのだと、と思います。
 もちろん経歴や学歴が高水準の音楽演奏を保障するわけでは無いんですが、今まで聴いたことが無い人からの、『岡山フィルって、どのぐらいのレベルのオケなの?』という問いに、お勧めする根拠としての客観的なデータは充分だと思います。

 それから、僕が思っていたよりも岡山在住の奏者さんが多いんですね。そして、やはり金管パートが人手不足なのは明らかです。岡山フィルは常設のオケではありませんから、皆さんそれぞれ別に仕事を持っての活動ということになるんでしょうが、これだけのメンバーが岡山で活動し、世界最高峰のオーケストラを知る男:シェレンベルガーがタクトを取らんとしている現在だからこそ、音楽家にとっても住みやすい街づくり、振興策が充実すれば、岡山が、金沢や山形・広島のような魅力的な街に成り得るのではないかと思います。  


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