日本センチュリー響の『運命』 [クラシック音盤]
先月ぐらいに、日本センチュリー響ファンクラブ限定のCDが送られてきました。
センチュリー・ライヴ・コレクションvol.4
小泉和裕指揮 日本センチュリー交響楽団
ベートーヴェン／「エグモント」序曲
2011年8月21日
四季コンサート２０１１－夏
ベートーヴェン／交響曲第5番「運命」
2012年2月26日
指揮コンサート２０１１－冬
NHK大阪ホールでのライヴ録音
（あらら、盤面に手が映っうつっちゃってます・・・）
メインのベートーヴェンの５番が素晴らしかったです。無駄な音は一切ないこの曲を、徹頭徹尾、清々しい緊張感がみなぎっています。
おそらくセンチュリーの編成から考えて、１２型での演奏だと思うが、それにしてもどっしりとした手ごたえがあります。特に、チェロバスの疾走感のある演奏には胸がすくような思いがする。
このオーケストラの一番の長所の、各パートのバランスの良さはやはり特筆すべきものがあります。うん、やっぱりいいオーケストラですよ。
僕が生演奏を聴いたのは今年の6月の高松公演でしたが、２０１１年の冬にこれだけの演奏をすれば、これを地方公演に持ってきたのは頷けます。『運命』だったらお客さんが入るだろう、ということではなく、『ここまでの演奏が出来るんだから、高松のお客さんにも是非、聴いてほしい』というものだったわけです。
センチュリーの四季コンサート、ただの「名曲コンサート」ではなさそうです。土日に開催されますし、これなら大阪まで足を運んでもいいですね。
このCDを聴く限りでは、NHK大阪ホールって、案外音響がいいんですねぇ。しかし四季コンサートの会場は、来年度からいずみホールに変わるところを見ると、実際にはそうでもないのかな？まあレコーディング・マジックってのもありますからね。
こんばんは。
まだ日本センチュリー交響楽団は聴いていませんが、来年の2月にパユがソリストで演奏するので聴きに行く予定でしたが・・・間際にならないとなんとも決められず です。
NHK大阪ホールはＮ響大阪公演をいつも聴くのですが、やはりクラシック音楽専用ホールではないので、私はなかなか満足できませんね。
それに比べ、いずみホールは小規模ながら、音響面では一番気に入っています。オーケストラにとっては手狭な感じもしますがね。
by Angela (2012-11-24 20:21)
>Angelaさん
NHK大阪ホールは、僕は行った事が無いんですが、音響はそんなによく無いんですね。この録音が結構いいものですから、実際のホールはどうなのだろう？と『思ったのですが。エンジニアにNHKが入っていたので、レコーディング・マジックなのかもしれません。なんせ、あの原宿のNHKホールでも結構いい音に撮ってしまう技術者集団ですから（笑）
センチュリーの定期に招かれるソリストって、結構豪華ですよね。木曜日なのでなかなか僕も足を運べずにいますが・・・
いずみホールはいいですね！センチュリーも昔はここで定期をやっていたぐらいですし、小編成であればオケでも合いそうです。
by ヒロノミンＶ (2012-11-25 13:15)