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都響、新日本フィル、神奈フィル、東京シティ・フィル、OEKが瀬戸内地方へ オーケストラ・キャラバン事業 [コンサート情報]

 まだ岡山フィルの7 月定期の感想が書けていませんが、気になる情報がありましたので、先にこちらを更新します。(読者の方々との情報共有記事なので、いつもの自分語り口調ではなく、ですます調で)

 文化庁が「大規模かつ質の高い文化芸術活動を核としたアートキャラバン事業」というものを開始するようで、オーケストラ連盟が中心になって、連盟加盟正会員オーケストラが全国37会場で47公演を開催するという、前代未聞の事業が始まります。

 

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オーケストラ・キャラバンの特設ページ(日本オーケストラ連盟)

『オーケストラ・キャラバン47』は、文化庁の「大規模かつ質の高い文化芸術活動を核としたアートキャラバン事業」の一環です。文化芸術の重要性や魅力を発信し、体感して頂くことにより、コロナ禍の萎縮効果を乗り越え、地域の文化芸術の振興を推進する目的で開催されます。 全国37会場、47公演をお届けいたします。 お住まいの地域をクリックして是非ご覧ください。
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 私の住む瀬戸内地方(備前・備中・備後・美作・香川)でも、なんと6公演が開催されます。

2021/9/13[月] 東京都交響楽団 岡山公演 岡山シンフォニーホール

・グリンカ/歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲

・メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲ホ短調※

・チャイコフスキー/交響曲第5番

■指揮:下野達也

■ヴァイオリン(※):小林美樹


2021/9/24[金] オーケストラ・アンサンブル金沢 津山公演 津山文化センター

・メンデルスゾーン/序曲「美しいメルジーネの物語」
・シューマン/序曲、スケルツォとフィナーレ
・イベール/モーツァルトへのオマージュ
・モーツァルト/交響曲第41番ハ長調「ジュピター」
■指揮:川瀬賢太郎


2021/10/10[日] 神奈川フィルハーモニー管弦楽団 香川公演 香川県県民ホール


2021/11/13[土] 新日本フィルハーモニー交響楽団 福山公演 ふくやま芸術文化ホール


2021/12/23[木] 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 高松公演 香川県県民ホール


2022/1/30[日] オーケストラ・アンサンブル金沢 三原公演 三原市芸術文化センターポポロ


 ※プログラムが発表されたら、その都度加筆修正します。


 都響が岡山に来るのは何十年ぶり?OEKや新日本フィルはよく岡山には来てくれるのだけれど、神奈川フィルが高松に来た記憶もないなあ。まだプログラムが発表されていないですが、超名曲プログラムであっても、これらのオーケストラを地元で聴けること自体が本当にありがたいです。


 あと、N響も8月29日(日)に岡山公演がありますので、「御三家」と言われる国内トップ3楽団のうち、2つの楽団を2週で聴き比べができるというのも、なかなか無い機会。まあ、都響がこの企画に乗るぐらいスケジュールが空いているというのが、国内トップ・オーケストラですら置かれている状況が厳しいことを物語っているですが。


 近畿地方でも、東京フィルや九響などの6公演が予定されていますが、(私の職場のルールで)まん延防止重点措置や岡山独自の感染防止措置が出されると、「生活圏内」しか行き来が出来なくなるので今回はこの6公演の中からじっくり選ぶことにしましょう。


 余談ですが、11月のウィーン・フィルの姫路公演(アクリエひめじの開館記念事業)のチケットを取ろうかどうか、かなり迷っていたのですが(コンサートが激減しているので、チケットを買う予算は工面できる(笑)、ムーティーを聴ける最後の機会になるかも知れない)、行き来できなくなるリスクを考え、このオーケストラ・キャラバンの方に予算を振り向けることにします。


 このコロナ禍で在東京、地方諸都市のオーケストラは存亡の危機と言えるほどの大打撃を被っていて、その経営支援策の側面もあると思いますが、地方都市ではオーケストラに限らずパフォーマンス系の舞台芸術に接する機会が激減しており、文化芸術体験の格差はより顕著になっています。その点でもたいへん意義深い企画といえ、できれば今後も5年ぐらいはやって欲しいですね。

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