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地元、あるいは国内で活躍する演奏家を聴いていこう [地元で聴ける演奏家の音源]

 COVID-19(新型コロナウイルス)によるイベント自粛は4月のコンサートにも影響し始めている。ルネスホールで開催される予定だった、カルテット・ベルリン・トウキョウの公演も中止になった。翌週11日の川崎翔子ピアノリサイタルはすでに中止が決定されている。
 どのみち、この年度末〜5月の連休頃までは、多忙になるのでコンサートに行けないことが多かったのだが、コンサートは開催されているのに行けない、というストレスよりも、コンサートそのものが中止になる落胆のほうが大きい。
 悩み事や心配事に頭を支配されて、寝るときでも頭からこびりついて離れない・・・そんなことは誰でもあることだろう。僕の場合はコンサートに行っていい演奏に夢中になると、頭の中がいい意味で真っ白に満たされ、その時間だけでも忘れることが出来る。「あそこに逃げ込めばいい」というシェルターとして存在してくれていたことが、こういう事態になってよく分かる。
 この1ヶ月ほど、その存立基盤が揺らいでいることは、通奏低音のように自分の心の中で不安を掻き立てられている状態。
 クラシック音楽の世界には、20世紀の偉大なる巨匠たちの名演・名盤の録音があり、オーディオ装置があればその音楽の真髄を感じることが出来るが、やはり今、活動している音楽家の演奏を聴く、ということの重要性を今回の騒動で再認識した。
 我々の鑑賞生活にリーチしてくれる音楽家たちの音源を聴き直し、また今後も積極的に地元に関わりのある音楽家の演奏の音源を購入して、感想を書くようにしたいと思う。
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 もっとも、一番購入したいと思っている岡山フィルの音源が、ほとんどリリースされていない、というのが残念なところではあるのだけれど。

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