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國富奎三コレクション および 「奇蹟の芸術都市バルセロナ展」 姫路市立美術館 [展覧会・ミュージアム]

國富奎三コレクション および 「奇蹟の芸術都市バルセロナ展」 姫路市立美術館
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 記事にしたいと思っていたことを、お盆休みの間に更新するつもりだったんですが、なかなか思うように作れなかったですね。まあ、ぼちぼち更新していきます。
 先月、所用で姫路に行く機会があり、昼間に自由時間が持てたため、せっかくの機会なので姫路市立美術館に足を伸ばしました。

 ちょうど「奇蹟の芸術都市のバルセロナ展」をやっているところでした。
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姫路市立美術館HPの紹介文==================
スペイン、カタルーニャ自治州の州都バルセロナは、世界遺産サグラダ・ファミリアの設計者アントニ・ガウディやパブロ・ピカソなど、多くの偉大な芸術家を生み出した「芸術」の都市として世界中の人々に愛される世界有数の国際都市です。本展覧会は都市の近代化が進んだ19 世紀後半サルダーの都市計画から、バルセロナ万国博覧会開催(1888 年)を経て、スペイン内戦(1936-39 年)に至るまでの約 80 年間に生み出された芸術文化に辿ろうとする試みです。ガウディをはじめピカソ、ミロ、ダリ―本展では彼らの仕事を核としつつ、絵画を中心に映像資料、写真、図面、家具、宝飾品、彫刻など多様なジャンルの作品を交え、当時のカタルーニャに花開き咲き誇った芸術の精華を紹介します。
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 多岐に渡る展示の中でも、やはり見ごたえがあったのはミロやピカソ、ダリなどの美術作品でした。特に作風を確立する過程でもがいていた頃のダリの初期の作品が見応えがあった。天才的な作品を残した彼の模索の時代を知ることができました。
 バルセロナといえば、サグラダ・ファミリア。この世紀をまたぐ壮大な建築物は、これだけで数百万人の観光客を呼び込む、バルセロナの偉大な財産ですが、ミールの「貧しき者の大聖堂」では、路上で暮らす貧しき市民のバックに、建築途上のサグラダ・ファミリアが描かれており、当時のこの大事業に対する冷ややかな視点を感じることができました。歴史的な事業というものの多面性を感じさせます。
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 この特別展以上に見応えがあったのが、今回の訪問の真の目的だった。國富奎三コレクション。

姫路市立美術館HPの紹介文=================================
平成6年に市内在住の國富奎三氏から寄贈を受けた、近代フランス絵画を中心とする50点の作品から、常時約30点を公開しています。このコレクションは、自然主義、写実主義を標榜したコロー、クールベから、印象派のモネやピサロ、野獣派のヴラマンクを経て、モダニズムへの指針を示したマティスまで―我々日本人にもなじみの深い、19世紀から20世紀にかけてのフランス美術が中心となっています。近代フランス美術の流れを辿ることができます。
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 今回の展示作品リストです。
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 いやあ、これが凄かった。作品群の厚みでは大原美術館やひろしま美術館には一歩譲るものの、このコレクションは個人(お医者さん)が収集したものですからねぇ。私の好きなカミーユ・ピサロの「花咲くプラムの木」と、クロード・モネの「ル・プティ=ジュヌシリエにて 日の入り」、この2つの作品の前で立ちすくんでしまいました。
 クールベの「波」も、いかにもクールベらしい作品、ユリトロの『白の時代』の「サン・メダール協会とムフタール通り」も吸い込まれるような魅力があった。
 また、娘が大きくなったら、大原美術館・ひろしま美術館とともに、ここに連れてきたいと思いました。
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 この姫路市立美術館は元々陸軍の建物だったようで、導線的には使いにくい部分があるものの(今回の特別展も、一番端まで行ったら、来た展示室を引き返す必要がある)、建物自体に見応えがあり、バックの姫路城とも不思議にマッチしています。

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としゆき

ご無沙汰しております。当ブログへのご訪問ありがとうございます。姫路市立美術館のこのコレクション、全く知りませんでした。ヒロノミンさんのブログ更新を励みに、こちらも未知の新天地、福岡からぼちぼち記事のアップを頑張ってみようと思います。
by としゆき (2019-08-20 19:07) 

ヒロノミン

 姫路市立美術館の「國富奎三コレクション」は、僕も知らかなったんですが、最近、地元岡山県の高梁市にある吉備国際大学の文化財学科の教授が修復したというニュースを見て、興味が湧いていました。見事なコレクションでした。
 福岡も九博もあり、金印もあり、見どころ満載ですね。
by ヒロノミン (2019-08-20 22:42) 

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