京都の紅葉2017 北野天満宮「御土居の紅葉」 [名庭シリーズ]
かねてからの念願だった、京都の紅葉を見に行きました。京都とは浅からぬ縁(祖父の代まで住んでいた)がある筈なのですが、これまで錦秋の京都に出向いたのは高校時代の遠足と職場の旅行の2回のみ。今回、はじめてゆっくりと古都の紅葉を愉しみました。
1か所目は北野天満宮の「御土居の紅葉」です。写真はクリックするとフォトギャラリーに飛びます。
正門から入らずに、上七軒から向かいました。
北野天満宮の西側、天神川沿いに豊臣秀吉が築造した御土居(おどい)があり(ブラタモリでも有名になりました)、そこが紅葉の名所として公開されています。
公開されている御土居はかなりの距離で、そこにズラリと植わる楓の森は壮観です
御土居の上から本殿の眺め。写真からはわかりにくいですが土手の高さはかなりのもの。桃山時代には10m級の土居が京都市中をぐるりと囲っていたことになります。
御土居の紅葉のハイライトの一つが、この「鶯橋」という朱塗りの太鼓橋の景観。
鶯橋を過ぎると、天神川沿いから生い茂る紅葉を見上げる視点になります。
最後に、お茶が振る舞われるんですが、これが大変な混雑でした。御土居は広大な敷地のため、比較的ゆっくり見ることが出来ましたが。
紅葉自体は、ピークまであと4,5日といったところでしたが、寒暖の差が激しい京都盆地の紅葉の美しさは存分に堪能できました。しかし、翌日に京都の紅葉の本気を見ることになりますが・・・それはまた後日の更新で。
(2017年11月)
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