傑作浮世絵揃い踏み ―平木コレクション― 岡山県立美術館 [展覧会・ミュージアム]
傑作浮世絵揃い踏み ―平木コレクション―
あれも、これも、それも、見たことがある浮世絵ばかりが一堂に会しています。有名な作品だからこそ、本物を見る価値がいっそう増します。
会期初日の割には、客足がイマイチな印象でしたが、これこそ夏休み中のお子さんを連れて行くのにぴったりな展覧会は無いと思います。
会期初日の割には、客足がイマイチな印象でしたが、これこそ夏休み中のお子さんを連れて行くのにぴったりな展覧会は無いと思います。
--岡山県立美術館HPから---------------
「浮世絵」は江戸の町人社会を中心に、庶民の好みや流行に合わせ、木版画で量産され盛行しました。浮世絵で描かれる美人画・役者絵・風景画といった主題は、当時の時代の先端をいく風俗を表現したものです。印象派の画家たちに大きな影響を与えたことは有名ですが、現在も世界中に浮世絵ファンは多く、高い人気を誇っています。
その中で、わが国を代表する浮世絵コレクションの一つとして知られる平木コレクションは、作品数約6000点に及ぶ膨大なもので、本展はその中から選りすぐりの200点を出品します。歌川広重の代表作「保永堂版・東海道五十三次」シリーズ初摺全点をはじめ、菱川師宣・鈴木春信・喜多川歌麿・東洲斎写楽・葛飾北斎ら有名な浮世絵師たちの作品のほか、後に津山藩御用絵師となった北尾政美(鍬形蕙斎)「浮絵仮名手本忠臣蔵」全11枚、橋口五葉・川瀬巴水ら近代の版画家にいたるまで、多彩な作品群で浮世絵の魅力を余すところなく紹介します。重要美術品15点を含む、浮世絵の傑作の数々を存分にご堪能ください。
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歌川広重の「東海道五十三次」の『初摺り』と「仮名手本忠臣蔵」がすべて見られ、富嶽三十六景の神奈川沖浦や、喜多川歌麿の美人画もいくつか展示。著名な近世浮世絵作家をほぼ網羅しており、浮世絵の技法を受け継ぐ明治期の版画も展示されており興味深いです。
子供の頃、永谷園のお茶漬けに入っている「東海道五十三次」のカードを集めていたことがあって、当時の懐かしい思い出が思い出される一方で「ここまで細密にかかれていたのか」という新たな驚きもありました。
あと、仮名手本忠臣蔵には、先日、「ブラタモリ」の祇園編で紹介された「一力茶屋」の場面も描かれており、興味をそそりました。
歌川国芳の「源頼光公館土蜘蛛作妖怪図」はたいへん見応えがあり、昨年の「国芳・国貞展」を、やはり見ておくべきだったなあ(神戸でやってたんですよね)と後悔。
こんにちは。
お、この展覧会は良さそうですね。
ぜひ行きたいと思います。
お茶漬けに入っている「東海道五十三次」のカード、私も集めてました。
一時なくなっていたけど、最近また復活したそうですね。
by 木曽のあばら屋 (2017-07-22 18:21)
これほど有名な浮世絵が集まったコレクション展は、岡山では記憶にないです。高松から足を運ぶ価値は充分にあるとおもいます。
お茶漬けのカード、復活したんですね。最近、お茶漬けをとんと食べておりませんが、久しぶりに買ってみようかと思います。
by ヒロノミン (2017-07-23 23:35)