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読売日本大阪定期(6月定期)のチケットを購入 [コンサート準備]

 今日は読売日本交響楽団大阪定期(6月分)の一般発売日でした。

 ネットから購入したんですが、開けてみてびっくり・・・。「座席、こんだけしか残ってないんか??」

 読響の大阪定期は年間3回で、セット券は既に発売されていましたが、ここまで売れているとは恐れ入りました。一番安いB席は売り切れ。A席も見切れ席の3階2列目しか残っていません。ならばS席を・・・と思いましたが、これまた経験上あまりよろしくない席しか残っておらず・・・結局A席を買いましたが、わずか3分ぐらいの間に7席中3席が売れてしまってて焦りました(汗)

 ちゃんといい席で聴こうと思うと、こりゃー年間指定席を買うしかありませんなあ。たぶん年間券だけで1000席は売れてそうですね。

6月定期のプログラムは・・・
 指揮=フランソワ=グザヴィエ・ロト
 ヴァイオリン=神尾 真由子

ベルリオーズ/歌劇「ベンヴェヌート・チェッリーニ」序曲
サン=サーンス/ヴァイオリン協奏曲 第3番 ロ短調 作品61
ベルリオーズ/幻想交響曲 作品14

 です。出す音盤が次々に話題となる、風雲児のロトの幻想交響曲に神尾真由子、幻想交響曲はひと月前の5月の大フィル定期でも取り上げられ(準メルクル指揮)、読響も東京から乗り込んできたうえにここまでやるか?の仁義なき戦い。年間20回の定期演奏会がフェスに転出したザ・シンフォニーホールも貸館事業が死活問題だから、この読響大阪定期を猛プッシュしています。これで大フィルがキャパが増えたフェスが満席になるようなら万々歳なんでしょうが、現実はそうなっていない。聴衆の立場からすると面白い状況んですけど、在阪オーケストラは本当に大変な状況だと思います。
 読響は11月もヴァンスカのシベリウスを持ってきてるし、これもついつい食指が動いてしまいますね。


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コメント 4

ぐすたふ

読響大阪定期の動向には、私も注目しています。

これが上手くいくと、一番打撃を受けるのは大フィルですよね。4管16型のオケの需要がどこまであるか。大阪の聴衆がどう選択するのか。

このような商業主義的需要と供給で勝負していては、大阪のオケは生き残れない。やはり、大植さんや広上さんや飯森さんのような、「街のオケ」という色を鮮明にする以外には道は無いように思います。
by ぐすたふ (2015-04-04 23:39) 

ヒロノミンV

>ぐすたふさん
 大フィルがザ・シンフォニーホールから本拠地を移した後のエア・ポケットに上手く読響が入った感じですね。去年の12月の読響の第九を聴いて、やはり長年の大阪公演の蓄積か、想像以上にザ・シンフォニーホールの響かせ方を心得た演奏に吃驚しました。

 井上体制になって、朝比奈御大の時代から大植さんの時代へ、引き継がれてきた大フィルの良さ、大フィルでないと聴けないものが軽視されてきている気がします。井上氏は自らのレパートリーを瞬発力よく聴かせるオケに変貌させたいのかな?大フィルの歴史や良さを熟知していたうえの人選だった筈なのに、2015シーズンのプログラムからはそれがあまり見えてきません。
 ブルックナー展があるじゃないか!という声もありますが、本拠地のフェスでやってこその大フィルのブルックナー、音響的に特に有利とも思えないアウェイの西宮芸文でやる意味がイマイチわかりませんし、何よりも年に2回しか登場しない「首席指揮者」というポジションも及び腰な感じが透けて見えます。
 聴衆の前で、前音楽監督の解釈の批判をしたり、自身のブログで演奏批判をしたりする前に、やることがあるだろう、というのが僕の印象なんです。
 大フィルの常任ポストは大フィルと心中する覚悟が無いと引き受けてはいけません。大フィルには大阪という街・歴史・ヒトを体現して屹立する存在であって欲しいです。
by ヒロノミンV (2015-04-05 21:36) 

珍言亭ムジクス

読響の大阪公演は名曲シリーズといった内容ですが、大フィルの定期が抜けた一部を埋めるものになるんですね。
そして有名曲をシンフォニーホールで定期としてとなると「東京から来るだけある」と言わるレベルの演奏が期待され、そういう点でも楽しみでしょう。
ところで先日、大フィル4月定期に行ってきました。そこで今シーズンの方向についての話があり、ここでのヒロノミンVさんのコメントが頭にあったので色々と考えを巡らしました。
オケの方向性は採算と共に常に話題になることで、なんらかの成果が得られるといいですね。
by 珍言亭ムジクス (2015-04-12 23:52) 

ヒロノミンV

>珍言亭ムジクス様
 ザ・シンフォニーホールは、在阪のオーケストラの定期演奏会を含めたラインナップの豊富さが売りで、各定期演奏会で評判の良かったソリストなどを自主事業に取り込んで集客するところもありましたから、大フィル定期の本拠地移転は経営的にも事業展開上も痛手だったことは想像できます。
 読響は中欧のオーケストラの音を目指し、歴代指揮者もその指向に沿った指揮者陣で揃えているオーケストラで、楽団の色がハッキリしていて(逆に言うと、都響やN響ほど洗練され過ぎていない分)、大阪の聴衆には受け入れられやすいと思います。
 井上氏と大フィルの件に関しては、首席指揮者就任以来、私が個人的に思い描いていた大フィルのイメージから微妙にずれてきており、岡山から交通費と時間を掛けて、あの山が動くような『大フィルサウンド』聴きに行くのを楽しみにしている聴取としては、いろいろ不安要素があるんです。
 井上氏の指揮者・オーケストラビルダーとしての能力は微塵も疑ってはいないのですが、もし、井上氏の考えることを実行するとなれば、やはり音楽監督として年の半分は定期に登場し、大手術をせねばならないと思うのですが、もしかすると井上氏は腹が決まっているが周囲はそこまで腹が決まっていないのかもしれません。
 今の大フィルが進んでいく方向と、僕自身のイメージとのずれについては、また後日書きたいと思います。
by ヒロノミンV (2015-04-13 23:38) 

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