ベートーヴェン 七重奏曲ほか ルードヴィヒ・チェンバー・プレイヤーズ [クラシック音盤]
怒涛のような4,5月が過ぎ、なんとか週休2日が確保できるようになってきました。4月は大阪国際フェスの大植&大フィルは聴きに行けなかったし(前日の京響もあわよくば聴きに行こうと思っていましたが・・・どちらも断念)、6月8日の岡山フィルの定期も勤務日のため聴きにいけそうにありません。
しかし捨てる神あれば拾う神あり(?)で、関西へ帰ることを断念したために聞くことが出来たのが、このルードヴィヒ・チェンバー・プレイヤーズのコンサート、何が幸いするかわかりません。
コンサートの感想記事をようやく更新できたところですが、このLCPの記事に飛びぬけてアクセスが集中していました(他の記事の10倍です)。アクセス解析を見てみると、『ラ・フォル・ジュルネ』『ルートヴィヒ・チェンバー・プレイヤーズ』という検索語が・・・。
やっぱり国内最大の音楽祭の影響力は凄いなあ・・・
先日のコンサート会場でCDを購入して、もう10回ぐらい聞いています。HMVやタワレコのサイトでも探しましたが、ありませんね・・・。会場で買っておいて良かった(笑)
収録されているのは先日のコンサートのプログラムとほぼ同じ内容です。やはりベートーヴェンの七重奏曲は素晴らしいですね。ハーモニーの融合感というか心地よさはベルリン・フィル八重奏団の演奏よりもこちらが好みです。
ベートーヴェンのセプテットで見せる気負いのない情熱、自然なリズム。ブラームスの間奏曲で見せる聴いた後に心が澄みわたる様な爽快感とほんの少しの切ない余韻・・・。いや~いいですね。
カップリングされているニールセンのかいなきセレナーデの、ウィットに富んだ演奏を聴いて「そうそう、この感じやったなあ・・・」と、当日の演奏が反芻されます。
ただやはり、会場で聴いた迫力と演奏の凄さには敵わないですね。特にファゴットとホルンはもっと見事な音だったように思います。それでもこの室内合奏団のエッセンスは楽しめますし、当日の熱気を反芻するには充分な情報量だと思います。
一昨年ぐらいから室内楽の魅力にはまりつつあります。自分の場合はやはり生演奏から入りますね。というより生演奏で聴いた曲を家で聴いて改めて曲の魅力に気付くという感じです。
コンサートホールで聴く室内楽もいいものですが、やはり本当の意味の「室内」で楽しむような場所で聴いた方が、その迫力とか緊張感・息遣いを感じられるので面白さが全然違います。先日のLCPぐらいのメンバーをいつもルネスホールぐらいの場所で聴ければいいんですが(笑)
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ベートーヴェンの七重奏曲にオーボエがない
のがくやしくてなりません(笑)
彼が作曲した20歳のころ、上手いオーボエ吹き
いなかったのかなー、なんてくだらないことを
思ったりしています。
ピアノと管楽器のための五重奏曲や、
八重奏曲は演奏して楽しんでいます(ボロボロですが)
ヒロノミンVさん、室内楽いいでしょ???
いい曲やいい演奏、教えてくださいね。
でも七重奏曲吹きたーい。
by MU (2014-05-10 22:51)
>MUさん
七重奏曲はフルートも入っていないんですよね。なんでなんやろ~(笑)
>彼が作曲した20歳のころ、上手いオーボエ吹き
いなかったのかなー、なんてくだらないことを
思ったりしています。
実際、そんな理由かもしれませんよね。少なくとも友人にオーボエ吹きが居たら、「なんでお前、オーボエ入れてくれへんねん!」とツッコミが入っていたでしょうね。
室内楽、演奏する楽しみは一生味わうことはできそうにありませんが、あれは生演奏で聴くものですね!小さい会場で聴けば、オーケストラよりも面白いと感じています。
by ヒロノミンV (2014-05-12 18:34)
CDのジャケットに目にとまり、演奏会を思い出しました。
私も署名をしてもらったCDをときどき聴いています。
カルテットだけ、木管五重奏、のような演目はありますが、
このような組み合わせが聴ける機会は珍しいですね。
この会場は室内楽に心地よい大きさだとおもいます。
路面電車の音が漏れてくる困った点がありますが、
ときどき著名な演奏家も登場して驚かされます。
聴くことができたお名前を思い出してすこし挙げると、
カルボナーレ、ブリアコフ、それからカルミナ四重奏団。
数ヶ月前、岡山在住の岡フィル木管奏者のコンサートに行ったら、
音楽ファンか疑問、な知己がもぎりをしていました。
ホールが発足したときは、維持できるのだろうかと疑問に思ったのですが、
支える方があり、随分工夫をされているようで、ありがたいことです。
願わくば外の音がもう少し遮れたら。
それから、楽屋を表の様子に近づけられたら。
先立つものが難しいでしょうかね。
by クラ (2019-06-23 09:10)
>クラさん
返事がたいへん遅くなって申し訳ありません。コメントありがとうございます。
ルネスホールはいいプロデューサーがおられるようで、著名な、あるいは知られざる実力のあるアーティストを招聘してくださいますね。
あそこのカフェは、よく休憩に使いますが、アート関係も面白い展示があって楽しみにしています。
もうご存じかもしれませんが、レディオモモで、「ルネスホール
夢は世界へ」という番組がありがあり、公演予定のアーティストの対談なども放送され、毎週楽しみに聞いてます。日曜日午後3時半から(きらクラの裏番組になりますが。。。)最近では川島基さんが出演した会が印象に残りました。
久しぶりにルートヴィヒ・チェンバー・プレイヤーズのCDも取り出して聴きました。当日の生き生きとした演奏が今でも甦ります。
by ヒロノミン (2019-07-06 11:53)