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SONYの電子書籍ストア、反転攻勢 [読書]

  今年の2月にSONYの電子書籍READERを購入してから、購入冊数が100冊を超えました。このSONYのREADER、PRS-T2の読みやすさはハンパないです。電源も3週間近く充電なしでOK。
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 最近、後継機種が登場したようですが、枠が小さくなってディスプレイ部分が拡大する進化を遂げていますが、デザイン的にはT2を引き継いでいて、T2のすぐれたデザイン性が証明されたような感じです。

ソニー 電子書籍リーダー Reader 6型 Wi-Fiモデル ブラック PRS-T3S/B

ソニー 電子書籍リーダー Reader 6型 Wi-Fiモデル ブラック PRS-T3S/B

  • 出版社/メーカー: ソニー(SONY)
  • メディア: Personal Computers

 ただ、以前のエントリーでは下記のように書きました。

 このSONYのREADERで一番の不満点は、ソフトウェアの入手・管理がしにくいこと。READER STOREには早くも不満が募っている。読みたい本が決まっているときはいいが、「オススメの本」については、若干ピントがずれてる時が多い(そんなんオススメされてもなあ・・・というのが多い)。
 あと、ブクログなんかと連携して本を買うときに他の人の評価がみれればいいのになあ、と思う。こういうソフトを買わせるシステム構築の上手さについてはアマゾンの方が、かなり先んじてるんだろうな(Kindleは持っていないからよく分からないが)。 機械としては非常に操作性も完成度も高いのだが、ここらあたり、ウォークマンがi-PODに完敗した歴史を繰り返しそうな気もします。


 最近では、上のような理由に加えて、アマゾンよりも価格的にも魅力が無く、ブックの形式に汎用性のある紀伊国屋ブックストアで購入することが増えていました。

 しかし、先月末のリーダーストアの大幅リニュアルの際に、これらの問題は一気に解決を見ました。リーダーストアにブックレビューのSNSを開設、自分のレビュー見て購入したユーザーにはポイントを還元するアフェリエイト機能付き。現在は10%還元のキャンペーン中ということもあって、どんどんブックレビューが増えて行っています。
 

 


 ストア内での書籍検索機能も使い勝手がよくなりました。カテゴリーも細かくなって、図書館で本を探すような操作性になっています。条件も細かく付けて絞り込むことができるようになり、ピンポイントで本を見つけることが出来るようになりました。前は全然的外れだった、『おすすめ本』の提示も、アルゴリズムが見直されたのか、けっこう食指をそそる本が出てくるようになっています。個人的な感覚では、読みたい本を見つける、という機能については、完全にamazonを凌駕したと思います。日本企業には頑張ってほしいので、なるべくアンケートに解答したりしてきましたが、これだけ充分にユーザーの想いを反映して下さると嬉しいものです。
 加えて、リーダーアプリがアップル陣営(i-phone、i-pad)にも対応。電子書籍の価格も、矢継ぎ早にキャンペーンを売ってamazonの価格に対抗(10月1日とか、角川書店の電子書籍半額セールとかありました)。
 リーダーストア優待プログラムも、優待を受けられる価格が下がりました。これらのポイント制度を駆使すれば、amazonよりも安く場面が多く出てきそうです。

 i-PODブームの際は、音楽ソフトへの著作権配慮で、技術・アイデアではトップランナーだったにも関わらず、アップル陣営に席巻されてウォークマン神話の崩壊を招いたソニー陣営。今回の電子書籍マーケットはテコ入れのタイミングが速かったように思います。今後はリーダーストアで買うことが多くなりそうです。


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