同じコンビでも全然違う! ステンハンマルの交響曲第2番 [NML]
北欧屈指のメロディーメイカーである、ステンハンマルの楽曲の中でも最高傑作の交響曲第2番。その愛聴盤として聴いてきたのが、この演奏。
ネーメ・ヤルヴィ&イエテボリ交響楽団による90年代前半のセッション録音。グラモフォンでは廃盤になっていましたが、タワレコのヴィンテージ・コレクションで復活。かなりのセールスを叩き出したらしいです。
この同じネーメ・ヤルヴィ&イエテボリ交響楽団の演奏のライヴ版がBISから出ているんですが、これが本当にアツイ!
第1楽章の冒頭からテンポが全く違う。速くて推進力があって、父ヤルヴィの得意技、爆音トッティがさく裂しまくる。グラモフォンのセッション録音を聴いて、北欧の冷涼なる風土と民族情緒あふれる渋い作品、と思っていらトンデモナイ勘違い。重厚なオーケストレーション、ドラマティックな展開。いや、ホント同じオーケストラ・指揮者でも、ライヴ演奏になると全然違うんですね。
ライヴ録音なので、多少客席のノイズなどがあるものの、さすがBISの録音だけあって、音質はこちらの方が上。ステンハンマルの交響曲録音の金字塔だと思います。
※ブリリアントからも安価で出ているみたい。でも、BISの優秀録音が失われていないか?確認してから購入しようと思っています。
ブリリアント盤、今日買ってきましたーーー
たのしみです!!
by MU (2013-03-12 23:21)
>MUさん
うお~、買われたんですね。
ぜひぜひご感想を(ついでに音質とかも教えてください!)
by ヒロノミンV (2013-03-12 23:25)
私が持ってるのはBISの録音です。
ステンハンマルの主要管弦楽作品がぎゅっと詰まった4枚組。
交響曲第2番の演奏は、確かに熱いですね。
比較するべきほかの演奏を持っていないのですが、
とりあえずこれで満足しています。
by 木曽のあばら屋 (2013-03-13 17:21)
>木曽のあばら屋さん
BISの録音の方をお持ちなんですね。同じ指揮者とオーケストラでも全く違う演奏に驚いてしまいました。NMLを聴く限りではBISの方が僕は聴き応えがあると思います。
ブリリアントからでているものを購入してみようと思います。
by ヒロノミンV (2013-03-14 21:58)
もし手に入るのならば、CAPRICEから出ている
WESTERBERGがストックホルム・フィルを
振っているものがお薦めです。まさに名曲の名演!!
このWESTERBERGという人が振ると、本当に
どの曲も魅力的に響いてきます。北欧音楽の
マジシャンです。
by ぼびー (2013-07-06 06:44)
>ぼびーさん
はじめまして、コメント有難うございます。WESTERBERG&ストックホルム・フィルですか。僕はこの指揮者は初耳ですが、ぜひ探して聴いてみたいと思います。ロイヤル・ストックフォルム・フィルも、非常にレベルの高いオケと思っていますので、充実した演奏が聴けそうですね!
by ヒロノミンV (2013-07-06 09:29)