SSブログ

ソニー 電子書籍READER PRS-T2の感想 [オーディオ・家電・生活機器]

 様々なことが起こった今月も、早半分が過ぎました。ここ10日間ほどの出来事が、自分にはあまりリアリティが無く、幻のように1か月前の世界に戻れるんじゃないか?と思ったりします。今日はブログの方をせっせと書きながら、現実感覚を取り戻そうと思います。

 ソニーの電子書籍READERを購入してから1ヶ月半が経ちましたので、その使い勝手と感想を書き残しておこうと思います。
 
購入機種:SONY READER PRS-T2ブラック
IMAG0223.jpg
 
 結論から言うと、読書好きな方には絶対にオススメのガジェットであることは間違いないでしょう。何百冊・何千冊の本棚を、いつでもどこでも持ち運ぶことが出来ます。
 自分は特別読書量が多い、ということはないけれど、それでも月に5~6冊ぐらいは読みます。鞄にいつも文庫本や新書を忍ばせていないと不安になる感じの「本依存症」。読み終わり間近の本があると、次に読む本も持ち運んでいたんですが、文庫本とはいえ2冊も鞄に入っていると結構重くて邪魔なんですよね~。そんな悩みはこのREADERで解決です。
 
 電車通勤している方なんかにもうってつけでしょうし、病院やその他窓口での待ち時間が多い人なんかにもお勧めです。出張が多くて鞄に何冊も本を持って行く人には最適でしょうね。
 
 あ~、僕もこいつ(READER)片手にどこか遠い南の島でも、一ヶ月ぐらい旅行に行きたい。まさに本棚を持ち運んでいるようなもんだから、1ヶ月といわず半年でも一年でも暇がつぶせます。

 ただし、以前のエントリーにもチョロッと書いたとおり、じっくり腰を据えて、ページを行ったり来たりしながら読みたい本には、電子書籍はちょっと不向き・・・かなあ。あと、勉強するための本にはまだまだ不向き・・・でしょうね。マーカー機能とかメモ機能とかも一応あるけど、やっぱり紙のテキストにがんがんマーカー引いたり、メモしたりっていう「実態感」には、かなわないと思うんですよね。
 
IMAG0232.jpg
 
 
・全体の感想
 デザインは結構好き。先代のT1よりもいい。サイズ感間と艶消しボディ・手触りが秀逸。寝転んでも充分片手で読めます。ページ送りボタンは一度使うとやめられません。
 他のユーザーさんのブログをヒントに、ジップロックに入れて風呂で読書を楽しんでいますが(もちろん、事故が起こった場合は自己責任ということで・・・)、その際にボタンを使ってページが遅れるのでたいへん便利。画面上のスワイプ操作のみの機種だとこうはいかない。
 機器そのものは非常に軽いです。文庫本よりも軽いので、READERに使い慣れると、リアル本が重く感じます(笑)
 
・スペック
 処理速度は非常に早い。ページ送りもスムーズ。READER STOREや紀伊國屋ブックストアに繋げるときは、若干時間がかかるが、これは我が家のWiFi側にも原因があるかも。
 電子インクの最大の特徴は、電力を消費しないこと。だからバッテリについては何週間も1ヶ月以上も無充電でOK.正直『充電』という更衣を忘れそうな感じです。
 もし仮に電池が無くなりかけていても、USBで充電できますから、スマホの充電器でも代用が可能。それから、電子インクの特徴として、ページ送りの際に、一瞬文字が消えたり点いたりするが、1時間も読んでいれば慣れます。
 
・ディスプレイ
 電子書籍リーダーを買って良かったなあ!と思うのは、このディスプレイの見やすさ。全く疲れませんし、個人的な感覚では紙の書籍よりも疲れない感じ。
 面白い本に出会ったときにどんどん没頭していく感じが、僕は好きなんですが、紙の本よりもこのREADERの方が持ち疲れ・読み疲れがなくて、没頭できる頻度が高い気がします。
 ライバルのKindleにはバックライト付きの機種(Paper White)も出ているようですが、どうなんでしょう。気になります。SONYのREADERはバックライト付きの機種はまだ出ていないので、暗いところでは読めません。
・ソフトウェア
 アンドロイド対応のREADERアプリがあります。READERを携行していないときでも、READERアプリを起動すれば、スマホで同じ本棚を持ち運び可能。同期機能で、READER本体で途中まで読んでいた箇所が再現されるので、なにも考えずに続きを読むことが出来る。まさにユビキタスの状態で読書が可能。
 
・付属品など
 付属の専用ケースの使い勝手も必要充分。持ち運び中のディスプレイを守るための補強剤が入っている。ケース表面が起毛状のケースのためほこりが付きやすい。人工皮革とかだと良かったのになあ・・・と思う(まあ、9000円そこそこの商品の付録なので、不満があれば別に買え、ということでしょうね)

・マーケット
 このSONYのREADERで一番の不満点は、ソフトウェアの入手・管理がしにくいこと。READER STOREには早くも不満が募っている。読みたい本が決まっているときはいいが、「オススメの本」については、若干ピントがずれてる時が多い(そんなんオススメされてもなあ・・・というのが多い)。
 あと、ブクログなんかと連携して本を買うときに他の人の評価がみれればいいのになあ、と思う。こういうソフトを買わせるシステム構築の上手さについてはアマゾンの方が、かなり先んじてるんだろうな(Kindleは持っていないからよく分からないが)。 機械としては非常に操作性も完成度も高いのだが、ここらあたり、ウォークマンがi-PODに完敗した歴史を繰り返しそうな気もします。
 
・意外な使い方!?
 僕が思うに、家電の取扱説明書なんかをREADERに入れてみると結構便利なんですよね。普段は見ないし保管場所にも困るし・・・な本の典型でしょう→取扱説明書って。
 あと、僕が電子書籍リーダーを購入する大きな動機なったのが、仕事の資料を入れておくためのツールとしての期待。
 仕事で使う、例えば六法とか法令データとか、マニュアルの類なんかは、持ち運ぶと相当かさばりますから、なんらかの電子データで持っておくと便利なんですよね。かといって4~5万も出してタブレット端末を買うのもアホらしいし・・・ということで電子書籍READERの活用を試みたんですが、PDFファイルだとサイズ的にB5サイズまでが限界。でも、テキストデータであれば汎用性が高い、この辺の活用方法は今後の課題ということで。

nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 2

あいこ

こんにちは。いつも楽しく拝見させてもらってます。
SONYのリーダー、私も愛用しています。初めての電子書籍リーダーでしたが、やはりその軽さと、夜中でも思いついた時にすぐ買って読み始められるところが気に入ってます。
取扱説明書を入れるって、いいですね!
by あいこ (2013-02-19 20:11) 

ヒロノミンV

>あいこさん
 はじめまして!いつもごらん頂きありがとうございます。
 実はSONYのリーダーを買うまでは電子書籍に懐疑的だったんですが、買ってみると本当に使い勝手が良くて、最近購入したものの中で一番すぐれた買い物だったように思います。
 いつでもどこでも何冊でも、本がすぐに読めるという世界がこんなにも素晴らしかったとは!
 今後もぜひご訪問ください。よろしくお願いします。
by ヒロノミンV (2013-02-19 22:38) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0